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飲食バイトを辞めたい時の正しい辞め方|元飲食チェーン社員が教える全手順

飲食バイトを辞めたい時の正しい辞め方|元飲食チェーン社員が教える全手順

この記事を書いた人:タカシ(29歳)

新卒で大手飲食チェーン(居酒屋)に入社し、パワハラ店長のもとで約2年間勤務。退職代行EXITを使って退職した経験あり。その後IT企業を経て、現在はフリーランスWebライターとして活動中。飲食業界のリアルな退職事情を、当事者として語ります。


「飲食のバイト、もう辞めたい…」

「辞めたいって言ったら怒られそう…」

「人が足りないから辞められないって言われた…」

このページを開いたあなたは、そんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。

その気持ち、痛いほどわかります。 なぜなら、僕自身が飲食チェーンで「辞めたいのに辞められない」を2年間経験した人間だからです。

僕は新卒で大手居酒屋チェーンに正社員として入社しました。毎日14時間以上の労働、休日の電話呼び出し、閉店後の長時間説教。「辞めたい」と伝えたら退職届を目の前で破り捨てられ、「辞めるなら代わりを連れてこい」と言われました。最終的に、退職代行EXITを使って即日退職しました。

この記事では、僕自身の飲食チェーン退職経験をもとに、飲食バイト・正社員が辞めたいと思った時の正しい辞め方、辞めさせてくれない場合の対処法、退職代行の活用法 をすべて解説します。

飲食店で「辞めたい」と苦しんでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。この記事を読み終わる頃には、あなたが取るべき行動が明確になっているはずです。

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目次

飲食バイト・正社員が辞めたいと思う6つの理由

飲食店で「辞めたい」と感じる理由は、業界特有の構造的な問題が原因であることがほとんどです。ここでは、よくある6つの理由を解説します。

(1) 長時間労働・拘束時間が長い

飲食業界最大の問題が 長時間労働 です。

正社員の場合、ランチ営業の仕込みで朝10時に出勤し、ディナー営業が終わるのが23時、24時。片付けと翌日の仕込みをして帰るのは深夜1時、2時。拘束時間は14〜16時間に及ぶことも珍しくありません。

バイトの場合でも、「ちょっと残ってくれない?」と言われて断れず、予定していたシフト時間を大幅に超えて働かされるケースが頻発します。

僕が飲食チェーンで働いていた頃は、朝10時出勤で帰宅が深夜2〜3時という日が当たり前でした。 閉店後に店長からの説教タイムがあったので、実際の労働時間に加えてさらに1〜2時間拘束されていました。睡眠は4〜5時間がやっと。休日も電話で呼び出されることがあり、まともに体を休められる日はほとんどありませんでした。

厚生労働省の調査でも、「宿泊業・飲食サービス業」の労働時間は全産業の中でトップクラスの長さです。あなたが「きつい」と感じているのは甘えではなく、業界の構造的な問題 です。

(2) 低賃金・時給が割に合わない

飲食業界の給与水準は、他の業界と比較して低いのが現実です。

国税庁「民間給与実態統計調査」によると、「宿泊業・飲食サービス業」の平均年収は 約260万円。全産業の平均年収(約440万円)の約6割にとどまります。

バイトの場合も、最低賃金に近い時給で働いているケースが多い。体力的にきつい仕事なのに、割に合わない。「こんなに大変なのにこの時給…」と感じるのは当然のことです。

さらに問題なのは、サービス残業 の存在です。正社員はもちろん、バイトでも「閉店作業はタイムカードを切ってからやれ」と指示されるケースが飲食業界では後を絶ちません。これは明確な 違法行為(労働基準法違反)です。

(3) 人手不足で休めない

飲食業界は慢性的な人手不足です。帝国データバンクの調査によると、飲食店の 約80% が「人手が不足している」と回答しています。

人手不足の結果、何が起きるか。

  • 休日が取れない:「人がいないから休めない」と言われる
  • シフトを減らせない:「もっと入ってくれ」と頼まれる
  • 急に呼び出される:「誰かが休んだから代わりに来て」と連絡が来る
  • 辞められない:「辞めたらみんなに迷惑がかかる」と罪悪感を植え付けられる

僕の飲食チェーン時代も、まさにこの状態でした。週休1日の約束で入社したのに、実際は週6勤務が常態化。唯一の休日にも店長から電話がかかってきて、「明日出れる?」と聞かれる。「予定が…」と言いかけると「お前より店が大事だろ」と返される。

人手不足はあなたの責任ではありません。 人員を確保するのは経営者の仕事であり、一人のスタッフが犠牲になって穴を埋めるのは正しい解決策ではありません。

(4) 店長・社員が怖い

飲食業界では、店長や社員からのパワハラ・威圧的な態度が問題になるケースが非常に多いです。

  • ミスをすると客の前で怒鳴られる
  • 「使えないやつだな」と人格否定される
  • 閉店後に延々と説教される
  • 理不尽な指示に従わないと怒られる
  • 辞めたいと言うと脅される

特にバイトの場合、「店長が怖くて辞めたいと言えない」という声は非常に多い。学生バイトにとって、年上の社員・店長は絶対的な存在に見えてしまいます。

僕の店長は、社内で「鬼の○○」と呼ばれていた人物でした。 毎日のように「お前みたいな奴、どこ行っても通用しないからな」と言われ、退職届を持って行ったら目の前で破り捨てられました。

怖い店長のもとで働き続けることは、精神的に大きなダメージを受けます。「怖くて辞めると言えない」状態が続いているなら、後ほど紹介する退職代行の利用を検討してください。

(5) 人間関係のストレス

飲食店は狭い空間で少人数のスタッフが長時間一緒に働く環境です。そのため、人間関係のストレスが非常に大きくなりがちです。

  • 先輩バイトからのいじめ・仲間外れ
  • 社員とバイトの上下関係によるプレッシャー
  • 少人数だから合わない人とも毎日顔を合わせる
  • グループやペアでの作業が多く、逃げ場がない

オフィスワークであれば席を離れたり、別のフロアに移動したりできますが、飲食店のホールやキッチンではそうもいきません。合わない人がいても、同じ空間で何時間も過ごさなければならない。

この閉鎖的な環境が、飲食店の人間関係ストレスを増幅させています。

(6) 体力的に限界

飲食店の仕事は、基本的に 立ち仕事 です。

ホールスタッフなら、何時間もフロアを歩き回り、料理やドリンクを運び、テーブルを片付ける。キッチンスタッフなら、熱い厨房で立ちっぱなしで調理する。重い食材や食器を運ぶことも日常茶飯事です。

これを長時間、週5〜6日続けるわけです。

20代でも体力的にきついのに、30代、40代になるとさらに厳しくなる。腰痛や足の痛みを抱えながら働いている飲食店スタッフは少なくありません。

「体力の限界」で辞めたいと思うのは、身体からの正直なSOSです。無理をして体を壊す前に、辞めることを考えるべきです。


飲食バイト・正社員の正しい辞め方【4ステップ】

「辞めたい」と決心したら、次は正しい辞め方を知っておきましょう。ここでは、トラブルなく辞めるための手順を4ステップで解説します。

ステップ1:退職の意思を決める

まず、「辞める」と自分の中で決める ことが最も大切です。

「辞めようかな…」「でもまだ…」と迷っている状態では、上司に伝える際に覚悟が揺らぎます。「もう少し頑張ってみないか」と引き止められたら、折れてしまう可能性が高い。

退職は「相談」ではなく「決定事項の通告」です。自分の中で「辞める」と決めてから、次のステップに進んでください。

ステップ2:退職を伝える(2週間前がルール)

法律上、退職の意思は退職希望日の2週間前までに伝えればOKです。

これは正社員もバイトも同じ。民法627条に「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する」と定められています。

ただし、円満に辞めたい場合は 1ヶ月前 に伝えるのが一般的なマナーです。就業規則に「退職の〇ヶ月前までに申し出ること」と書かれている場合でも、法律上は2週間で退職できますが、可能な限り余裕を持って伝えたほうがトラブルは少なくなります。

伝え方のポイント:

  • 伝える相手:直属の上司(店長やマネージャー)
  • 伝える場所:個室や事務所など、他のスタッフがいない場所
  • 伝えるタイミング:営業時間前や休憩中など、忙しくない時間帯
  • 伝え方:「お話があります」とアポを取ってから、「〇月末をもって退職させていただきたいと考えています」と伝える

バイトの場合の伝え方の例:

「店長、お忙しいところすみません。少しお話があるのですが…。実は、〇月末でアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています。学業に専念したいためです(理由は何でもOK)。これまでお世話になりました。」

ポイントは、「辞めたい」ではなく「辞めさせていただきます」と言い切ること。「辞めたいのですが…」という言い方は、引き止めの余地を与えてしまいます。

ステップ3:シフトの調整・引き継ぎ

退職が決まったら、残りのシフトの調整と引き継ぎを行います。

シフトの調整:

  • 退職日までに組まれているシフトは、基本的にすべて出勤するのがマナー
  • ただし、法律上はシフトに出る義務はない(2週間の予告期間を守っていれば)
  • 退職日以降のシフトに名前が入っていたら、「退職日以降は出勤できません」と伝えましょう

引き継ぎ:

  • バイトの場合、大がかりな引き継ぎは不要なケースが多い
  • 自分しか知らない業務や保管場所があれば、メモにまとめて渡す
  • 正社員の場合は後任者への引き継ぎ資料を作成

ステップ4:退職届の提出・備品の返却

正社員の場合:
退職届を提出します。書式は会社所定のものがあればそれを使い、なければ以下の形式で作成します。

“`
退職届

〇〇株式会社
代表取締役 〇〇 〇〇 殿

このたび、一身上の都合により、
〇〇年〇月〇日をもって退職いたしたく、
ここにお届け申し上げます。

〇〇年〇月〇日
〇〇部 〇〇 〇〇(署名)
“`

バイトの場合:
多くの飲食店では、バイトの退職に退職届は不要です。口頭で伝えるだけで大丈夫なケースがほとんど。ただし、「言った・言わない」のトラブルを防ぐために、LINEやメールなど 文面で残る形 でも退職の意思を伝えておくと安心です。

備品の返却:

  • 制服(ユニフォーム)
  • ネームプレート
  • 鍵・カードキー
  • マニュアルや資料
  • その他、会社から支給されたもの

制服は洗濯してから返却するのがマナーです。最終出勤日に手渡すか、郵送で送ります。


辞めさせてくれない場合の対処法

「辞めたいと言ったのに辞めさせてもらえない」

これは飲食業界で非常によくある問題です。ここでは、辞めさせてくれない場合の具体的な対処法を解説します。

パターン①:「人手不足だから辞めるな」と言われる

飲食店で最もよく聞く引き止めのフレーズです。

まず大前提として、「人手不足」を理由に退職を拒否することは違法です。 退職は労働者の権利であり、会社は拒否できません。人員を確保するのは経営者の責任であって、あなたの責任ではありません。

対処法:

  • 「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、退職の意思は変わりません」と毅然と伝える
  • 退職届を書面で提出し、受け取りを拒否されたら内容証明郵便で送る
  • それでも辞めさせてもらえない場合は、退職代行を利用する

パターン②:「代わりを見つけてこい」と言われる

代わりの人材を見つけてくるのは、あなたの義務ではありません。 求人・採用は会社の仕事です。

僕も飲食チェーン時代に「辞めるなら代わりの人間連れてこい。話はそれからだ」と言われました。当時はそれが正当な要求だと思ってしまいましたが、完全に間違いです。

対処法:

  • 「採用は会社の仕事です。退職届を提出しますので、受理をお願いします」と伝える
  • 取り合ってもらえない場合は退職代行を利用する

パターン③:「損害賠償を請求する」と脅される

「今辞めたら損害賠償を請求するぞ」と脅されるケースも飲食業界ではあります。

結論から言うと、通常の退職で損害賠償を請求されることはほぼありません。 そもそも退職は法律で認められた権利であり、退職したこと自体を理由に損害賠償を請求することは認められていません。

ただし、「突然無断欠勤して、予約が入っているイベントに穴を開けた」など、故意に会社に損害を与えた場合は例外です。正当な手続きを踏んで退職すれば、損害賠償の心配はありません。

対処法:

  • 「法律に基づいて退職します」と毅然と伝える
  • 不安な場合は、労働組合運営の退職代行(SARABAやガーディアン)に相談する
  • 弁護士の対応が必要な場合は弁護士法人みやび(55,000円)を検討する

パターン④:退職届を受け取ってもらえない

退職届を出しても「受け取れない」と突き返される、あるいは僕のように破り捨てられるケース。

退職届を受理しなくても、退職の意思表示の効力は消えません。 口頭で「辞めます」と言っただけでも、法的には退職の意思表示として有効です。退職届を破っても、受け取りを拒否しても、退職の効力には影響しません。

対処法:

  • 退職届を 内容証明郵便 で会社に送付する(「届いていない」と言い逃れできなくなる)
  • 退職代行を利用する(退職代行が代わりに退職の意思を伝えてくれる)

パターン⑤:「繁忙期が終わるまで待て」と引き延ばされる

飲食業界特有の引き止めです。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、忘年会シーズン…飲食店には「繁忙期」が頻繁にあります。

「年末年始が終わるまで待ってくれ」→「次は歓送迎会シーズンだから」→「お盆が終わったら考えよう」→「もうすぐ忘年会シーズンだから」…。こうして気づけば1年が経っている。

繁忙期かどうかに関係なく、退職の権利は行使できます。 法律に「繁忙期は退職できない」なんて規定はありません。

対処法:

  • 「退職日は〇月〇日でお願いします。繁忙期に関しては申し訳ありませんが、退職の意思は変わりません」と明確に伝える
  • それでも引き延ばされるなら、退職代行を利用する

バイトでも退職代行は使える?料金と注意点

「退職代行って正社員が使うものでしょ?バイトでも使えるの?」

結論から言うと、バイトでも退職代行は使えます。

バイトが退職代行を使うケース

以下のような状況なら、バイトでも退職代行の利用を検討する価値があります。

  • 店長が怖くて「辞めます」と言えない
  • 辞めたいと伝えたのに辞めさせてもらえない
  • 損害賠償を請求すると脅されている
  • もう一秒も職場に行きたくない
  • 精神的に限界で、自分で伝える気力がない

「バイトなのに退職代行にお金を払うのはもったいない」と思うかもしれません。でも、辞められないまま何ヶ月も嫌な思いをして働き続けるのと、数万円を払って今日から解放されるのと、どちらが「もったいない」でしょうか。

バイト向けの退職代行料金

退職代行の料金は、正社員もバイトも同じ料金のサービスが多いです。

サービス名 料金 運営
EXIT 20,000円 民間企業
SARABA 24,000円 労働組合
ガーディアン 24,800円 労働組合
ニコイチ 27,000円 民間企業
弁護士法人みやび 55,000円 弁護士法人

バイトの場合は、最安のEXIT(20,000円) がおすすめです。正社員と違って有給交渉や退職金の話が出ることは少ないので、シンプルに「退職を伝えてくれる」サービスで十分です。

ただし、「損害賠償を請求すると脅されている」「未払いの給料がある」など、会社と交渉が必要なケースでは、労働組合運営の SARABA(24,000円)ガーディアン(24,800円) のほうが安心です。

【重要】モームリに関する注意喚起

退職代行モームリの社長が2026年2月3日に弁護士法違反の容疑で逮捕されました。これに伴い、当サイトでは モームリの利用を現在推奨しておりません。代替サービスとして、SARABAまたはガーディアンをおすすめしています。詳細はモームリ社長逮捕の記事をご確認ください。

バイトが退職代行を使う際の注意点

① 制服・備品は返却する

退職代行を使っても、制服やネームプレートなどの備品は返却する必要があります。最終出勤日に返すか、退職代行利用後に郵送で送りましょう。返却方法は退職代行サービスが案内してくれます。

② 最後の給料はもらえる

退職代行を使ったからといって、最後の給料が支払われないということはありません。働いた分の給料は必ずもらえます。もし支払われない場合は、労働基準監督署に相談するか、労働組合運営の退職代行を通じて請求できます。

③ 退職代行を使った後に店に行く必要はない

退職代行を使ったら、基本的にその後お店に行く必要はありません。備品の返却も郵送でOK。もし会社から連絡が来ても、出る必要はありません。退職代行サービスが窓口になってくれます。


【体験談】僕が飲食チェーンを辞めるまでの全記録

ここで、僕自身の飲食チェーン退職体験を詳しくお話しさせてください。

新卒で大手居酒屋チェーンに入社

僕は大学卒業後、大手居酒屋チェーンに正社員として入社しました。23歳のときです。

大学時代に居酒屋でバイトをしていて「接客って楽しいな」と思い、飲食業界を志望しました。会社説明会では「店舗マネジメントを学べる」「エリアマネージャーへのキャリアパスがある」と説明され、将来性を感じて入社を決めました。

最初の3ヶ月は本社での研修期間。同期と一緒に接客マナーや調理の基礎を学ぶ毎日で、この頃は本当に楽しかった。「社会人になったんだ」という実感と高揚感がありました。

配属先のパワハラ店長との地獄の日々

研修が終わり、配属された店舗の店長が地獄の始まりでした。

社内で「鬼の○○」と呼ばれていたその店長は、日常的に怒鳴り、人格否定を繰り返す人物でした。

毎日の罵倒: 些細なミスのたびに客の前で怒鳴られる。「お前みたいな奴、どこ行っても通用しない」を何十回も言われた。

閉店後の説教: 深夜0時に営業が終わり、片付けの後に毎晩1〜2時間の説教。内容はいつも同じ。ただ耐えるだけの時間。帰宅は深夜2〜3時。

休日の電話: 週に1回の休日にも店長から電話。断ると「お前より店が大事だろ」と言われる。

心身の異変: 入社1年が経つ頃、日曜の夜になると動悸がするようになった。朝起きると体が重く、玄関で靴を履くとき足が動かない。駅までの道で涙が出る日もありました。

退職届を破り捨てられた日

意を決して退職届を書き、店長のところに持って行きました。

店長はそれを受け取ると、僕の目の前で破り捨てました。

「辞めるなら代わりの人間連れてこい。話はそれからだ」

この日から、「自分の力では辞められない」と悟りました。

退職代行EXITとの出会い

転機が訪れたのは入社から約2年後。閉店後の説教が終わり、深夜2時に帰宅した夜。

布団の中でスマホを開き、「退職代行」と検索しました。いくつかのサービスを見て、料金が最も手頃だった EXIT(20,000円) にLINEで相談しました。

深夜にもかかわらず返信があり、状況を伝えると「明日の朝、会社に連絡します」と言ってくれました。翌朝、EXITが僕の代わりに会社に退職の意思を伝えてくれ、僕は一度も会社に行くことなく、店長と一言も話すことなく、退職が完了しました。

あの日の解放感は今でも忘れません。2年間の地獄から、たった20,000円と数時間のLINEのやり取りで解放されたのです。

辞めた後のこと

飲食チェーンを辞めた後、僕は第二新卒として中小のIT企業に転職しました。転職活動は約2ヶ月で、面接では「前職の長時間労働で体調を崩しかけたため退職を決意した」と正直に伝えました。

IT企業での勤務を経て、現在はフリーランスのWebライターとして活動しています。飲食チェーンで苦しんでいた頃には想像もできなかった、自分のペースで働ける生活を手に入れました。

あのとき退職代行を使う決断をしていなかったら、今の自分はありません。

→ 体験談の全文はこちら:新卒で退職代行EXITを使った全記録


飲食店を辞めた後のキャリア|次の仕事は見つかるのか

「飲食を辞めたら、次の仕事は見つかるのか」

この不安を持っている人は多いはずです。結論を先に言うと、飲食店での経験は他の業界でも活かせますし、次の仕事は見つかります。

飲食店で身につくスキルは転職市場で評価される

飲食店で働いた経験を通じて、以下のようなスキルが身についているはずです。

  • 接客・コミュニケーション能力:営業職やカスタマーサポートで即戦力になる
  • マルチタスク能力:複数のテーブルを同時に対応するのは高度なマルチタスク
  • チームワーク:少人数で連携して業務を回す能力は、どの業界でも求められる
  • 体力・忍耐力:長時間立ち仕事ができる体力は、多くの職場で評価される
  • 臨機応変な対応力:クレーム対応や予期しないトラブルへの対処経験

「飲食店でバイトしていただけ」と思うかもしれませんが、これらのスキルは 立派なビジネススキル です。

飲食経験者に人気の転職先

飲食業界から転職する人に人気の職種・業界は以下の通りです。

  • 営業職:接客で培ったコミュニケーション能力を活かせる
  • 販売・接客業(アパレル、小売など):飲食での接客経験がそのまま活きる
  • カスタマーサポート・コールセンター:顧客対応スキルが求められる
  • 事務職:飲食の不規則な生活から、規則的な生活に変えたい人に人気
  • IT業界:未経験から入れる企業も増えている。僕自身、飲食からITに転職した

正社員として転職するなら転職エージェントの活用をおすすめします。バイトの場合は、別のバイトを探すのであれば求人サイトですぐに見つかります。

辞める前にやっておくべきこと

飲食店を辞める前に、以下のことをやっておくとスムーズです。

  • 生活費の確保:最低2〜3ヶ月分の生活費は貯めておく
  • 次の仕事の目処を立てる:可能なら、在職中に転職活動を始めておく
  • 社会保険・年金の確認:正社員の場合は、退職後の保険・年金の手続きを確認しておく
  • 有給休暇の確認:正社員の場合は、残りの有給日数を確認し、消化してから辞める

飲食店を辞めるときに知っておきたい法律知識

辞める際にトラブルにならないよう、最低限の法律知識を押さえておきましょう。

民法627条:退職は2週間前に伝えればOK

民法627条1項は、「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する」と定めています。

つまり、正社員でもバイトでも(期間の定めのない雇用契約の場合)、退職したいと伝えてから2週間経てば、自動的に退職の効力が発生します。 会社が「認めない」と言っても関係ありません。

有期雇用(契約期間あり)のバイトの場合

「3ヶ月契約」「6ヶ月契約」など、雇用期間が決まっているバイトの場合は、原則として契約期間満了まで辞められません(民法628条)。

ただし、「やむを得ない事由」がある場合は、契約期間中でも辞められます。 やむを得ない事由には以下のようなものが含まれます。

  • 体調不良、病気
  • パワハラ・セクハラを受けている
  • 賃金が支払われない
  • 労働条件が契約と違う

また、労働基準法附則137条により、1年以上の有期雇用契約の場合は、契約初日から1年経過すれば、いつでも退職できます。

給料の未払いは違法

働いた分の給料は、必ず支払わなければなりません(労働基準法24条)。

「退職代行を使ったから最後の給料は払わない」「引き継ぎをしなかったから給料を減額する」——これらはすべて違法です。

もし給料が支払われない場合は、労働基準監督署に相談してください。退職代行サービス(特に労働組合運営のSARABAやガーディアン)を通じて、未払い給料の支払いを請求することもできます。

制服のクリーニング代を請求された場合

飲食店を辞めるときに、「制服のクリーニング代を払え」と言われることがあります。

これは会社の就業規則によりますが、入社時に「退職時はクリーニングして返却すること」と合意していた場合は、クリーニングして返却するのが妥当 です。ただし、高額なクリーニング代を請求される場合は不当な可能性があるので、退職代行や労働基準監督署に相談しましょう。

一般的には、自分で洗濯してきれいな状態で返却すれば問題ないケースがほとんどです。


よくある質問(FAQ)

Q. 飲食バイトを辞める時、何日前に言えばいいですか?

A. 法律上は2週間前でOKです。 ただし、円満に辞めたい場合は1ヶ月前が理想的です。シフトの調整や引き継ぎの時間を考えると、余裕を持って伝えたほうがトラブルは少なくなります。ただし、パワハラなど心身に危険がある場合は、即日退職も可能です(退職代行を利用すれば対応してもらえます)。

Q. 飲食バイトを辞める理由は正直に言うべきですか?

A. 正直に言う必要はありません。 「学業に専念するため」「家庭の事情」「体調の問題」など、角の立たない理由で十分です。「店長が嫌い」「給料が安い」など本音を言うと、「改善するから」と引き止めの材料にされる可能性があります。退職理由は「一身上の都合」の一言でも法的には問題ありません。

Q. 飲食バイトを辞めたら損害賠償を請求されますか?

A. 通常の退職で損害賠償を請求されることはほぼありません。 2週間の予告期間を守って正当に退職する限り、損害賠償の請求は認められません。「辞めたら損害賠償」という脅しは、ほとんどの場合ハッタリです。不安な場合は、労働組合運営の退職代行(SARABAやガーディアン)に相談してください。

Q. 飲食店のバイトを即日で辞められますか?

A. 退職代行を使えば即日退職が可能です。 退職代行に依頼すれば、あなたの代わりに会社に退職の意思を伝えてくれます。あなたは当日から一切出勤する必要はありません。制服などの備品は後日郵送で返却すればOKです。バイトでも退職代行は使えます。最安はEXITの20,000円です。

Q. 人手不足で辞められない場合はどうすればいいですか?

A. 人手不足はあなたの責任ではありません。辞める権利はあなたにあります。 「人手が足りないから辞めるな」と言われても、退職は労働者の権利です。人員を確保するのは経営者の仕事。それでも辞めさせてもらえない場合は、退職届を内容証明郵便で送るか、退職代行を利用してください。

Q. シフトが残っているけど辞められますか?

A. 退職日以降のシフトに出勤する義務はありません。 退職日を決めて退職届を出せば、その日以降は出勤する必要はありません。「シフトを組んでしまったから」と言われても、法律上、退職日以降のシフトに入る義務はないのです。ただし、可能であれば退職日までに組まれているシフトは出勤するのがマナーです。

Q. 飲食バイトを辞めた後、すぐに別のバイトを始められますか?

A. はい、すぐに始められます。 退職に「競業避止義務」が課されることは、バイトの場合ほぼありません(正社員でもごく一部の職種に限られます)。飲食店を辞めた翌日から別のバイトを始めても、法的に問題はありません。ただし、前のバイト先と近い場所で同業種のバイトを始めると気まずいかもしれないので、場所を変えるのが無難です。


まとめ|飲食で「辞めたい」なら、正しい方法で辞めよう

この記事では、飲食バイト・正社員が辞めたいときの正しい辞め方を解説しました。

この記事のポイント:

  • 飲食店で辞めたいと思うのは業界の構造的な問題が原因。あなたが弱いわけではない
  • 辞める時は2週間前に伝えるのが法律上のルール。円満退職を目指すなら1ヶ月前が理想
  • 辞めさせてくれない場合は、退職届の内容証明郵便送付か退職代行サービスを利用する
  • バイトでも退職代行は使える。最安はEXIT(20,000円)
  • 飲食店での経験は他の業界でも活かせる。次の仕事は必ず見つかる

僕自身、飲食チェーンで「辞めたいのに辞められない」苦しみを2年間味わいました。退職届を破り捨てられたあの日の絶望感は、今でも鮮明に覚えています。

でも、退職代行EXITを使って辞めた日から、人生は変わりました。IT企業への転職を経て、今はフリーランスWebライターとして、あの頃では考えられないくらい自由な働き方ができています。

「辞めたい」と思っているなら、辞めていいんです。

飲食業界の「人手不足だから辞めるな」「代わりを見つけてこい」という脅しに、屈する必要はありません。退職はあなたの権利です。

辞め方がわからない、辞めさせてもらえない、言い出す勇気が出ない。そんな時は、退職代行サービスという選択肢があることを覚えておいてください。


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この記事を書いた人

退職代行を2回利用した経験を持つ29歳のWebライター。

1回目:新卒で入った飲食チェーンをEXITで退職(パワハラが原因)
2回目:IT企業をモームリで退職(長時間労働が原因、有給20日全消化に成功)

現在はホワイト企業の人事部で働きながら、退職に悩む人に向けた情報を発信中。

「退職は逃げじゃない。自分の人生を取り戻す行動だ」がモットー。

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