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保育士辞めたい…年度途中でも退職できる?法的根拠と具体的な辞め方【2026年最新】

保育士辞めたい…年度途中でも退職できる?法的根拠と具体的な辞め方【2026年最新】

「保育士を辞めたい。でも、年度途中で辞めたら子どもたちに申し訳ない…」

担任を持っている以上、年度の途中で辞めるなんてできない。そう自分に言い聞かせて、心がすり減っていく毎日を送っていませんか?

持ち帰り仕事でいつも深夜まで作業し、休日は行事の準備に追われ、保護者からの理不尽なクレームに胃が痛くなる。それなのに手取りは17万円——。

この記事を読んでいるあなたは、きっと限界に近い状態にいるのだと思います。

筆者のタカシ(29歳)です。僕自身は保育士ではありませんが、1社目の大手飲食チェーンを退職代行EXITで辞め、2社目の中小IT企業をモームリで辞めた経験を持つフリーランスWebライターです。退職に悩む方々の声を日々取材する中で、保育士の方からの相談は特に多く寄せられています。

結論から言います。保育士は年度途中でも法的に退職できます。

民法627条により、期間の定めのない雇用契約であれば退職の意思表示から2週間で辞められます。「年度末まで我慢しなければ」という思い込みは、法律的には根拠がありません。

この記事では、保育士が辞めたい理由の整理から、年度途中退職の法的根拠、リスクと対策、おすすめの退職時期、そして退職代行サービスの活用法まで徹底的に解説します。


目次

保育士が「辞めたい」と感じる6つの理由

保育士の離職率は約9〜10%とされていますが、潜在的に「辞めたい」と感じている方はさらに多いと言われています。では、保育士はなぜ辞めたいと思うのでしょうか。

理由1: 給与の低さ——命を預かる仕事なのに手取り17万円

保育士が辞めたい理由として最も多いのが給与の低さです。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、保育士の平均年収は約380万円前後とされていますが、これはあくまで平均値です。地方の私立保育園では手取り15〜18万円というケースも珍しくなく、一人暮らしをするのがやっとという方も少なくありません。

  • 基本給が16〜18万円台のまま何年も昇給しない
  • 残業代が「みなし」や「サービス残業」で支払われない
  • ボーナスが年間1〜2ヶ月分、またはゼロの園もある
  • 処遇改善加算が保育士に還元されていない園がある
  • 同年代の他職種と比較して年収で50〜100万円以上の差

「子どもの命を預かる責任の重さと、給与が全く釣り合わない」——この不満は、保育現場で働く方のほぼ全員が感じていることではないでしょうか。

処遇改善等加算I・II・IIIの制度が整備されてきたとはいえ、施設によって保育士への還元率には大きな差があり、実際の手取り増加につながっていないケースも多いのが実態です。

理由2: 持ち帰り仕事・サービス残業の常態化

保育士の労働時間は、保育時間だけでは終わりません。

日中は子どもたちの保育に追われ、書類作成や行事準備は勤務時間外に行わざるを得ないのが現実です。多くの保育士が持ち帰り仕事を日常的に行っています。

  • 連絡帳の記入(毎日全員分)
  • 月案・週案・日案の作成
  • 壁面制作や季節の飾り付け
  • 発表会・運動会の衣装や小道具作り
  • お便りの作成
  • 指導計画書・児童票の記入
  • 保育日誌

これらの業務に対する残業代が支払われないケースも多く、実質的な時給換算をすると最低賃金を下回ることすらあります。

「好きで持ち帰っているんでしょ」と言われることもありますが、保育の質を維持するために不可欠な業務を勤務時間内にこなせる環境が整っていないことが問題の本質です。

理由3: 保護者対応のストレス

保護者対応は保育士にとって大きなストレス源です。

ほとんどの保護者は協力的ですが、中には理不尽な要求やクレームを突きつけてくる方もいます。

  • 「うちの子だけ特別に見てほしい」という要求
  • ケガや体調不良に対する過度な責任追及
  • SNSでの園や保育士への誹謗中傷
  • 連絡なしの遅刻・早退・欠席
  • 「保育士のくせに」という見下した態度
  • 保育方針へのクレームと否定

特に近年はSNSの影響もあり、保護者からの要求が多様化・過激化する傾向にあります。一つのクレームが精神的なダメージとなり、出勤するのが怖くなるケースも少なくありません。

理由4: 行事準備の負担——終わりのない「やること」

保育園は一年を通じて行事が目白押しです。

入園式、遠足、七夕、プール開き、夏祭り、運動会、ハロウィン、生活発表会、クリスマス会、節分、ひなまつり、卒園式——一つの行事が終わったらすぐに次の行事の準備が始まります。

  • 行事の企画・計画書作成
  • 衣装の手作り(予算がないため購入できない)
  • 小道具・大道具の制作
  • プログラム作成・配布物の準備
  • リハーサルの進行管理
  • 当日の運営と片付け
  • 行事後の反省会・報告書作成

行事のたびに残業や持ち帰り仕事が増え、プライベートの時間がどんどん圧迫されていきます。「行事を楽しむ余裕なんてない。ただこなすだけで精一杯」という声は非常に多く聞かれます。

理由5: 職場の人間関係——閉鎖的な女性社会

保育園は女性が多い閉鎖的な職場環境になりやすく、人間関係のトラブルが起こりやすい傾向があります。

  • ベテラン保育士からの陰湿ないじめ
  • 派閥争いや仲間外れ
  • 新人保育士への過度なプレッシャー
  • 園長・主任との価値観の相違
  • 意見を言えない空気
  • 年功序列の文化で若手の意見が通らない

少人数の職場で毎日顔を合わせるため、一度関係が悪化すると逃げ場がありません。異動のない保育園では、苦手な相手と何年も一緒に働かなければならない状況が続きます。

理由6: 子どもは好きだけど「保育士」は嫌い

最も辛いのは、子どもは好きなのに保育士という仕事が嫌いになってしまうことです。

「子どもと関わりたい」という純粋な気持ちで保育士になったのに、書類業務や人間関係、保護者対応に追われて子どもと向き合う時間が十分に取れない。そんな矛盾に苦しんでいる保育士は少なくありません。

子どもへの愛情があるからこそ辞められない。でも、このまま続けていたら子どもを好きでいられなくなるかもしれない——そんなジレンマを抱えている方もいるでしょう。

「子どもが好き」と「保育士を続ける」は別の話です。子どもが好きな気持ちを守るために辞めるという選択も、立派な決断です。


年度途中の退職は法的に可能——民法627条の根拠

「保育士は年度途中で辞めてはいけない」——この「常識」を信じている方は多いですが、法的には全くそのような規定はありません。

民法627条とは

民法627条1項には、以下のように定められています。

「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。」

つまり、正社員(期間の定めのない雇用契約)であれば、退職の意思を伝えてから2週間後に退職が成立するということです。これは保育士であっても例外ではありません。

就業規則より民法が優先

「うちの園は1ヶ月前に言わないと辞められない」「年度末まで辞められない規定がある」——このような就業規則を持つ保育園もありますが、民法は就業規則より上位の法律であるため、最終的には民法627条の「2週間」が優先されます。

就業規則に「年度末まで退職不可」と書かれていても、法的拘束力はありません。

「担任を持っているから辞められない」は誤解

担任を持っていることは、退職を制限する法的根拠にはなりません。

確かに、担任の途中交代は子どもたちや保護者に影響を与える可能性がありますが、それは園側が対応すべき問題であり、保育士個人の退職の権利を制限する理由にはなりません。

後任の配置や引き継ぎの体制を整えるのは園の責任です。あなたが罪悪感を感じる必要はありません。


年度途中で退職するリスクと対策

法的には問題なくても、年度途中の退職にはいくつかのリスクがあります。それぞれの対策とともに解説します。

リスク1: 子どもたちへの影響

リスク: 担任の先生が突然いなくなることで、子どもたちが不安を感じる可能性があります。特に0〜2歳児クラスの場合、愛着形成に影響が出ることを心配する声もあります。

対策:

  • 退職代行を使う場合でも、引き継ぎ書類を事前に準備しておく
  • 子どもの個別の特性(アレルギー、性格、家庭環境)をまとめた資料を作成する
  • 可能であれば、副担任や他のクラスの保育士に事前に情報を共有しておく

ただし、あなたが心身を壊してまで子どもたちのために残り続けることは、長期的に見て子どもたちのためにもなりません。疲弊した保育士の姿は、子どもたちにも伝わります。

リスク2: 同僚への負担増加

リスク: 年度途中で一人抜けると、残された保育士の負担が増加します。人手不足の園では特に深刻な影響が出る可能性があります。

対策:

  • 可能な限り早めに退職の意思を伝える(直接言えない場合は退職代行を利用)
  • 引き継ぎ資料を丁寧に作成する
  • ただし、「同僚に申し訳ないから」と無限に我慢する必要はない

人員配置は経営者・園長の責任です。一人の退職で回らなくなる体制自体に問題があります。

リスク3: 保護者からの反応

リスク: 担任が年度途中で変わることに対して、保護者から不満や心配の声が上がる可能性があります。

対策:

  • 保護者への説明は園側の責任
  • 退職代行を利用する場合は、園が保護者対応を行う
  • 退職後にSNSなどで誹謗中傷を受けた場合は、法的対応も可能

保護者への対応は園の責任であり、あなたが個人的に謝罪や説明をする義務はありません。

リスク4: 保育業界内での評判

リスク: 地域の保育業界は狭いため、年度途中の退職が噂になる可能性があります。

対策:

  • 他地域の保育園への転職を検討する
  • 異業種への転職を視野に入れる
  • 退職代行を利用すれば、退職理由は「一身上の都合」で統一される
  • 退職代行の利用が転職先に伝わることはない

同じ地域での保育士転職を考える場合は多少の影響がある可能性はありますが、別の地域や異業種であれば問題になることはほぼありません。


3月末退職がベスト——でも無理なら退職代行を

年度途中でも退職は可能ですが、可能であれば3月末(年度末)の退職がベストです。その理由と、それが難しい場合の対処法を解説します。

3月末退職のメリット

3月末退職には以下のメリットがあります。

1. 子どもたちへの影響が最小限

年度の区切りでの退職であれば、担任の交代は自然なタイミングとなります。子どもたちも「進級」という形で受け入れやすく、精神的な影響を最小限に抑えられます。

2. 引き継ぎがスムーズ

年度末は次年度の体制が決まるタイミングのため、後任への引き継ぎがスムーズに行えます。新年度のクラス編成に合わせて人員補充が行われるため、園側の負担も軽減されます。

3. 退職金やボーナスの面で有利になりやすい

3月末退職であれば、年度末のボーナス(支給がある園の場合)を受け取ってから退職できます。また、勤続年数の区切りが良くなるため、退職金の計算でも有利になるケースがあります。

4. 4月入社の求人が豊富

転職市場では4月入社の求人が最も多いタイミングです。3月末退職であれば、ブランクなく次の職場に移ることが可能です。

3月末まで待てない場合の選択肢

ただし、以下のような状況であれば3月末まで待つ必要はありません。

  • すでに心身に不調が出ている(不眠、食欲不振、動悸、うつ症状など)
  • パワハラやいじめを受けている
  • 長時間労働で体力的に限界
  • 退職の意思を伝えたが引き止められて辞められない
  • 「年度末まで」と引き延ばされ続けている

こうした場合は、退職代行サービスを利用して即日退職するという選択肢が有効です。

あなたの健康と人生は、年度の区切りよりも大切です。「もう少し頑張れば」と思っているうちに心身が壊れてしまっては、元も子もありません。


保育士が退職を伝えるタイミングと方法

自分で退職を伝える場合の、適切なタイミングと方法を解説します。

いつ伝えるか

理想は退職希望日の2〜3ヶ月前です。

就業規則に退職の申し出期限が定められている場合はそれに従いましょう。ただし前述の通り、法的には2週間前で問題ありません。

3月末退職を目指す場合、遅くとも12月〜1月中には意思を伝えることをおすすめします。これにより、園が次年度の人員計画を立てる時間を確保できます。

誰に伝えるか

まずは直属の上司(主任保育士)に伝え、その後園長に伝えるのが一般的な流れです。

いきなり園長に伝えると、主任の面子を潰す形になり、関係がさらに悪化する可能性があります。

どう伝えるか

退職を伝える際のポイントは以下の通りです。

  • 「相談」ではなく「報告」のスタンスで伝える
  • 退職理由は「一身上の都合」で問題ない
  • 前向きな理由(キャリアアップ、家庭の事情など)を伝えるとスムーズ
  • 園の不満を直接ぶつけるのは避ける
  • 退職日を明確に伝える

引き止められた場合の対策として、退職届(退職「願」ではなく退職「届」)を事前に用意しておきましょう。退職届は一方的な意思表示であるため、提出した時点で法的に有効です。


退職を言い出せない保育士に退職代行がおすすめな理由

「辞めたいけど、園長に言えない」「引き止められて辞められない」——そんな保育士の方には退職代行サービスの活用を強くおすすめします。

退職代行とは

退職代行とは、あなたに代わって退職の意思を園(勤務先)に伝えてくれるサービスです。

依頼した当日から出社する必要がなくなり、園とのやり取りもすべて代行業者が行ってくれます。園長や同僚と顔を合わせることなく退職が完了するため、精神的な負担を大幅に軽減できます。

保育士に退職代行がおすすめな5つの理由

1. 強い引き止めを回避できる

保育士の退職で最も多いのが、園長からの強い引き止めです。「年度末まで待ってほしい」「後任が見つかるまで」「子どもたちが可哀想」——感情に訴えかける引き止めは、退職代行を使えば一切対応する必要がなくなります。

2. 「担任だから辞められない」のプレッシャーから解放される

退職代行業者はプロです。「担任を持っているから辞められない」という園側の主張に対しても、法的根拠をもって適切に対応してくれます。

3. 即日退職が可能

心身の限界に達している場合、退職日まで出勤し続けることが困難なケースがあります。退職代行を使えば、依頼した翌日から出社不要になります。有給休暇が残っていれば、有給を消化する形で退職日まで過ごせます。

4. 保護者への対応は園が行う

退職代行を使った場合、保護者への説明は園の責任で行われます。あなたが個別に保護者に連絡する必要はありません。

5. 精神的な負担がほぼゼロ

退職に関するすべてのやり取りを代行してくれるため、あなたが園と直接連絡を取る必要は一切ありません。LINEで依頼するだけで、あとはすべてお任せできます。

僕自身、1社目の飲食チェーンを辞める時にEXITを使いましたが、LINEで相談してから退職完了まで、ほんの数時間でした。「もっと早く使えばよかった」——これが正直な感想です。

保育士の退職代行については、保育士の退職代行ガイドで詳しく解説しています。


保育士におすすめの退職代行サービス5選

保育士の退職代行利用で実績のあるサービスを厳選して紹介します。

【重要】モームリに関する注意事項

2026年2月3日、退職代行モームリの社長が弁護士法違反の疑いで逮捕されました。現時点でモームリの利用は推奨できません。僕自身2社目でモームリを使った経験がありますが、現在の状況を踏まえて代替サービスをおすすめします。SARABAやガーディアンが代替として適しています。

第1位: EXIT(イグジット)——20,000円

項目内容
料金20,000円(税込)
運営民間企業
対応即日対応可
特徴業界最安水準・退職代行のパイオニア

EXITは退職代行業界のパイオニアとして、圧倒的な実績を誇ります。

料金は業界最安水準の20,000円で、追加料金は一切なし。保育士の退職代行実績も豊富で、担任を持っている状態からの退職もスムーズに進めてくれます。

僕が1社目の大手飲食チェーンを辞める際にEXITを利用しましたが、LINEでの相談から退職完了まで、驚くほどスピーディーでした。あの日を境に、毎日の地獄のような出勤から解放されたことを今でも覚えています。

迷ったらまずEXITに無料相談してみてください。

第2位: SARABA(サラバ)——24,000円

項目内容
料金24,000円(税込)
運営労働組合
対応即日対応可
特徴労働組合運営で団体交渉権あり

SARABAは労働組合が運営する退職代行サービスです。

労働組合であるため、退職の意思伝達だけでなく、有給消化の交渉やサービス残業代の請求交渉も対応可能。保育士にありがちな「残っている有給を使わせてもらえない」問題にもしっかり対応してくれます。

持ち帰り仕事の残業代が未払いになっている場合は、SARABAのように交渉権を持つサービスを選ぶと有利です。

第3位: ガーディアン——24,800円

項目内容
料金24,800円(税込)
運営労働組合
対応即日対応可
特徴東京都労働委員会認証の合同労働組合

ガーディアンは東京都労働委員会に認証された合同労働組合が運営しています。

法的な信頼性が高く、園側が退職を拒否するケースでも法的根拠を持って対応してくれます。「担任だから年度末まで辞めさせない」と主張する園長に対しても、毅然とした対応が可能です。

第4位: ニコイチ——27,000円

項目内容
料金27,000円(税込)
運営民間企業
対応即日対応可
特徴豊富な退職実績を持つ老舗サービス

ニコイチは長年の運営実績を持つ老舗の退職代行です。

多くの退職成功事例を蓄積しており、保育業界特有の引き止めパターンにも豊富なノウハウで対応してくれます。

第5位: 弁護士法人みやび——55,000円

項目内容
料金55,000円(税込)
運営弁護士法人
対応即日対応可
特徴弁護士が直接対応するため法的安心感が高い

弁護士法人みやびは、弁護士が直接退職代行を行うサービスです。

料金は55,000円と高めですが、パワハラや未払い残業代の請求、損害賠償の脅しへの対応など、法的トラブルが懸念される場合に最適です。園長からのハラスメントが深刻な場合は、弁護士に依頼することで慰謝料請求も視野に入れた退職が可能になります。

各サービスの詳細比較は退職代行おすすめランキングをご覧ください。


保育士の退職代行利用の流れ

退職代行を実際に利用する場合の流れを、ステップごとに解説します。

STEP1: 無料相談(LINEまたは電話)

まずは退職代行サービスに無料相談します。ほとんどのサービスがLINEに対応しているため、保育中の休憩時間や帰宅後でも気軽に相談できます。

相談時に伝える主な内容は以下の通りです。

  • 雇用形態(正規職員・パート・契約・派遣)
  • 担任の有無
  • 退職希望日
  • 有給休暇の残日数
  • 園に伝えてほしい事項(私物の返却方法など)
  • 現在の状況(引き止めの有無、ハラスメントの有無など)

STEP2: 正式依頼・入金

相談内容に納得したら、正式に依頼します。クレジットカード、銀行振込、各種キャッシュレス決済に対応しているサービスが多いです。

STEP3: 退職代行の実行

指定した日時に、退職代行業者が園に連絡します。この時点からあなたは出勤する必要がありません。

退職代行業者から園への連絡内容は主に以下の通りです。

  • 退職の意思表示
  • 退職日の通知
  • 有給消化の希望
  • 私物の郵送依頼
  • 離職票等の書類発行依頼

STEP4: 退職完了

退職が正式に受理されたら、退職代行業者から連絡が来ます。その後、離職票・源泉徴収票などの書類が郵送で届きます。届かない場合は退職代行業者を通じて催促してもらえます。

制服やエプロン、名札などの備品は、郵送で返却すればOKです。


保育士を辞めた後の選択肢

保育士を辞めた後のキャリアパスは、思っている以上に広がっています。

選択肢1: 別の保育園に転職

「保育の仕事は好きだけど、今の園が合わない」という場合は、別の保育園への転職が最善です。

  • 園の雰囲気や方針は園によって全く異なる
  • 待遇の良い園も増えてきている
  • 保育士資格は転職に強い国家資格
  • 企業主導型保育所は比較的待遇が良い傾向

選択肢2: 学童保育・児童館

保育士資格を活かしつつ、乳幼児以外の年齢層と関わる仕事もあります。

学童保育(放課後児童クラブ)は持ち帰り仕事が少なく、行事の負担も保育園に比べて軽い傾向があります。

選択肢3: ベビーシッター

自分のペースで働きたい方には、ベビーシッターという選択肢があります。

保育士資格を持つベビーシッターは需要が高く、時給も1,500〜2,500円程度とパート保育士より高い場合が多いです。

選択肢4: 事務職・一般企業

保育士で培ったコミュニケーション能力やマルチタスク能力は、一般企業でも高く評価されます。

  • 事務職:書類作成スキルが活きる
  • 接客業:対人スキルが最大の武器
  • 営業職:ヒアリング力と提案力
  • 人材業界:保育士の気持ちがわかる強み

選択肢5: 全く新しい分野へのチャレンジ

保育士を辞めることを「リセット」と捉え、全く新しい分野に挑戦するのも一つの選択肢です。

僕の周りにも、保育士からWebデザイナーになった方、IT企業に転職してエンジニアになった方がいます。20代〜30代であれば、未経験からのキャリアチェンジは十分に可能です。


保育士を辞める前にやっておくべきこと

退職を決意したら、辞める前に以下の準備をしておきましょう。

1. 引き継ぎ資料の作成

退職代行を使う場合でも、引き継ぎ資料は事前に作成しておくことをおすすめします。

  • 担当クラスの子ども一人ひとりの特性(性格、アレルギー、家庭環境)
  • 日課・月案の進捗状況
  • 保護者対応の注意点
  • 行事の準備状況
  • ロッカーや棚の整理状況

これらをまとめておくことで、子どもたちへの影響を最小限に抑えることができ、あなた自身の罪悪感も軽減されます。

2. 私物の整理

退職代行を利用すると園に出向かずに退職するため、事前に少しずつ私物を持ち帰っておくとスムーズです。

  • 個人の文房具
  • 参考書・教材
  • 着替え
  • ロッカー内の私物

3. 次のキャリアの検討

退職後に何をするか、ある程度のプランを立てておきましょう。

  • 転職活動を始めておく(転職エージェントへの登録)
  • 失業保険の受給条件を確認する
  • スキルアップのための学習計画を立てる
  • 休養期間を設ける場合は、その間の生活費を計算する

4. 心療内科の受診(必要な場合)

すでにうつ症状や適応障害の兆候がある場合は、退職前に心療内科を受診しておきましょう。

  • 診断書があれば傷病手当金を受給できる可能性がある
  • 自己都合退職でも特定理由離職者として認められる可能性がある
  • 退職後の治療にもつながる

保育士を辞めたい人によくある質問(FAQ)

Q1: 保育士を年度途中で辞めるのは無責任ですか?

A: いいえ、無責任ではありません。

年度途中の退職は法律で認められた権利です。確かに子どもたちや同僚への影響はゼロではありませんが、あなたが心身を壊してまで続けることのほうが、長期的に見て問題です。引き継ぎ資料をしっかり準備すれば、園が適切に対応できます。あなたの人生を優先することは、決して無責任ではありません。

Q2: 担任を持っていても退職代行は使えますか?

A: はい、使えます。

担任を持っていることは、退職を制限する法的根拠にはなりません。退職代行業者は保育業界の退職にも実績があり、「担任だから辞められない」という園側の主張に対しても適切に対応してくれます。

Q3: 退職代行を使ったら、保護者に何と説明されますか?

A: 保護者への説明は園の責任です。

退職代行を利用した場合、保護者への対応はすべて園が行います。一般的には「一身上の都合により退職」「体調不良のため」などの理由が伝えられます。あなたが退職代行を使ったことが保護者に伝えられることは基本的にありません。

Q4: 保育士を辞めたら保育士資格はなくなりますか?

A: いいえ、保育士資格は一生有効です。

保育士資格は国家資格であり、一度取得すれば失効しません(欠格事由に該当する場合を除く)。退職しても、将来的に保育士として復帰することは可能です。ブランクがあっても、復帰支援研修を実施している自治体も増えています。

Q5: パート保育士でも退職代行は使えますか?

A: はい、使えます。

退職代行は雇用形態を問わず利用可能です。パート・アルバイト・契約社員・派遣社員など、どのような雇用形態でも対応してくれます。パートの場合でも、辞めたいと言い出しにくい状況は同じです。遠慮なく退職代行を活用してください。

Q6: 退職代行を使ったことが次の転職先にバレませんか?

A: バレることはありません。

退職代行を利用したことは、離職票や退職証明書に記載されません。前職に問い合わせが入ったとしても、個人情報保護の観点から退職代行の利用を第三者に伝えることはないのが一般的です。転職活動に影響が出ることはないと考えて問題ありません。

Q7: 退職を伝えるのが怖い場合はどうすればいいですか?

A: 退職代行の利用が最も効果的です。

退職を言い出すのが怖いという感情は、決しておかしなことではありません。特に保育園のような閉鎖的な環境では、退職を伝えることへの恐怖心が大きくなりがちです。退職代行を使えば、園との直接のやり取りは一切不要です。LINEで相談するだけで、あとはすべてプロが対応してくれます。

退職が怖いと感じる方は、退職が怖い人の対処法も参考にしてください。


まとめ: 保育士を辞めたいなら、自分を責めないで

保育士を辞めたいと感じているあなたへ、最後に伝えたいことがあります。

あなたは十分に頑張ってきました。

低い給与でも子どもたちのために全力を尽くし、持ち帰り仕事を黙々とこなし、保護者のクレームに耐え、人間関係のストレスを飲み込んできた。それだけで十分です。

「年度途中で辞めるなんて」「子どもたちに申し訳ない」「同僚に迷惑がかかる」——そうやって自分を責め続ける必要はありません。

年度途中でも退職は法的に認められた権利です。民法627条により、正社員であれば退職の意思表示から2週間で辞められます。担任を持っていても、人手不足の園でも、この権利は変わりません。

もちろん、3月末退職がベストタイミングであることは確かです。でも、心身が限界に達しているなら、年度末まで待つ必要はありません。あなたの健康と人生は、何よりも大切です。

自分で退職を言い出せないなら、退職代行を使ってください。退職代行は「逃げ」ではなく、自分を守るための「手段」です。

僕自身、退職代行を2回利用しています。1社目はEXIT、2社目はモームリを使いました。あの時の決断がなければ、今の自分はありません。辞めるという選択をしたことに、一度も後悔はありません。

あなたの次のステップを、応援しています。


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この記事を書いた人

退職代行を2回利用した経験を持つ29歳のWebライター。

1回目:新卒で入った飲食チェーンをEXITで退職(パワハラが原因)
2回目:IT企業をモームリで退職(長時間労働が原因、有給20日全消化に成功)

現在はホワイト企業の人事部で働きながら、退職に悩む人に向けた情報を発信中。

「退職は逃げじゃない。自分の人生を取り戻す行動だ」がモットー。

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