この記事を書いた人:タカシ(29歳)
大手飲食チェーン→中小IT企業を経て、現在はフリーランスWebライター。退職代行を2回利用した経験あり(1回目:EXIT、2回目:モームリ)。1社目の飲食チェーンでは上司からのしつこい引き止めに遭い、自力での退職を断念した経験を持つ。
「辞めます」と伝えた。
覚悟を決めて、上司の前に座って、自分の口で退職の意思を伝えた。ここまでだって相当な勇気が必要だったのに——
「考え直してくれないか」
この一言で、すべてが振り出しに戻る。
しかも一度だけじゃない。何度も、何度も、手を変え品を変え引き止められる。最初は情に訴えてくる。次は待遇改善を提示してくる。それでもダメなら罪悪感を植え付けてくる。最後には脅してくる。
僕は、この「しつこい引き止め」に負けました。
飲食チェーンで働いていた時、一度目の退職申し出で「給料を上げるから考え直せ」と言われ、二度目には「お前が辞めたら店が回らない。みんなに迷惑がかかる」と罪悪感で押し切られ、結局ずるずると半年以上も残ってしまった。最終的にはEXIT(退職代行)を使うことで退職できましたが、あの半年間は本当に無駄だったと今でも思います。
この記事では、退職の引き止めにありがちな 5つのパターン と、それぞれの 具体的な断り方(セリフ例つき) を解説します。さらに、引き止めに応じるべきでない明確な理由と、どうしても断れない時の最終手段もお伝えします。
今まさに引き止められて困っている方、これから退職を伝えようとしている方は、ぜひ最後まで読んでください。
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退職の引き止めがしつこい5つのパターン
退職を伝えた時の引き止めには、典型的なパターンがあります。ここではよくある5つのパターンを紹介します。まずは自分がどのパターンに直面しているのか(あるいは、これから直面しそうなのか)を把握しましょう。
パターン1:給料UP・待遇改善を提示してくる
「年収を上げるから残ってくれ」「来期から役職をつけるよ」
退職を切り出した途端に、今まで一切なかった待遇改善の提案が飛び出してくるパターンです。
僕もこれを経験しました。飲食チェーンの店長に退職を伝えた時、「時給を100円上げるから考え直してくれ」と言われたのです。それまで何度かベースアップの相談をしても「上に掛け合ったけど無理だった」と断られていたのに、辞めると言った瞬間に100円上がる。この矛盾に気づいた時、「ああ、この会社は本当にダメだ」と確信しました。
このパターンが厄介なのは、提示される条件が一見魅力的に見えることです。特に給料に不満があって辞めようとしている場合、「給料が上がるなら…」と揺らいでしまう気持ちは理解できます。
しかし、退職を切り出さなければ上がらなかった給料は、本来あなたが受け取るべきだった正当な報酬を、会社が意図的に払っていなかったことを意味します。 そういう会社に残って、果たして幸せになれるでしょうか。
パターン2:部署異動・配置転換を提案してくる
「今の部署が合わないなら異動させるよ」「希望の仕事に就かせてあげる」
人間関係や仕事内容への不満が退職理由だとわかると、「じゃあ環境を変えよう」と提案してくるパターンです。
一見、相手がこちらの気持ちを理解しようとしてくれているように見えます。でも、よく考えてみてください。退職を言い出す前は、あなたがどれだけ苦しんでいても何もしてくれなかった のです。辞めると言った途端に「異動させてあげる」というのは、あなたのためではなく、人員が減ることを防ぎたいだけです。
さらに、異動の提案には具体性がないことがほとんどです。「異動させる」と口では言っても、いつまでに、どの部署に、どんな条件で異動するのかが明確に示されることはまれです。口約束だけで引き止められ、結局異動は実現しない——そんなケースは非常に多いです。
パターン3:「育ててやったのに」と罪悪感を植え付けてくる
「ここまで育ててやったのに恩を仇で返すのか」「新人の頃からどれだけ面倒を見てきたと思ってるんだ」
これは 感情的な引き止め です。論理ではなく、罪悪感と恩義の感情に訴えてきます。
僕にとって、これが一番きつかった引き止めです。飲食チェーンの店長から「お前が入った時から俺がずっと教えてきたんだぞ。恩を感じないのか」と言われた時、正直、胸が締め付けられました。確かにいろいろ教えてもらった。お世話になったのは事実。だから「すみません…」と頭を下げて、退職を撤回してしまったのです。
でも、冷静になって考えると、教育は会社の業務の一環であり、上司の仕事です。 あなたが一人前になることで会社は利益を得ているのですから、それは「恩」ではなく「投資と回収」です。あなたは教育を受ける対価として、日々の業務で会社に貢献してきた。その時点で貸し借りはゼロ です。
恩義を感じること自体は人として自然です。でも、それは退職しない理由にはなりません。
パターン4:「後任が見つかるまで待ってくれ」と引き延ばされる
「あと3ヶ月だけ待ってくれ」「後任が入ったらすぐ辞めていいから」
一見、合理的で良心的な提案に見えます。「それくらいなら…」と思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、これには大きな罠があります。「後任が見つかるまで」に明確な期限がない のです。
3ヶ月待っても後任が見つからない。「もうちょっとだけ…」と言われてさらに3ヶ月。気づけば半年、1年と過ぎている。こうして「ずるずる残留」の沼にハマっていきます。
そもそも、後任を探すのは会社の仕事であって、あなたの責任ではありません。 民法627条では、正社員(期間の定めのない雇用)の場合、退職の申し入れから 2週間で雇用契約は終了する と定められています。後任の有無に関係なく、あなたには2週間後に辞める法的な権利があります。
もちろん、引き継ぎをきちんとすることは社会人として大切です。でも、それは「後任が見つかるまで辞めない」という意味ではありません。引き継ぎ資料を作って、1ヶ月程度の猶予を設ける。それで十分です。
パターン5:損害賠償・懲戒処分をちらつかせてくる
「急に辞められたら損害賠償を請求するぞ」「懲戒解雇にするぞ」
これは引き止めというよりも、脅迫に近い行為 です。
まず、結論から言います。通常の退職で損害賠償が認められることは、まずありません。 退職は労働者の正当な権利であり、2週間前に退職の意思を伝えれば法的に問題ありません。「退職したから損害賠償」というのは、法的にはほぼ通らない主張です。
ごく稀に損害賠償が認められるケースとしては、以下のような極端な場合に限られます。
- 退職の意思を一切伝えずに突然出社しなくなった(無断欠勤からの音信不通)
- 会社の機密情報を持ち出して競合他社に転職した
- プロジェクトの重要な局面で、意図的に会社に損害を与える目的で突然退職した
普通に「辞めます」と伝えて、引き継ぎもして退職する場合、損害賠償が認められることはまずありません。
「懲戒解雇にする」という脅しも同様です。退職の意思を示しただけで懲戒解雇にすることは、不当解雇に該当します。むしろ会社側が訴えられるリスクがあるくらい です。
こうした脅迫めいた引き止めをしてくる会社は、明らかにブラック企業です。自力で戦おうとするよりも、退職代行や弁護士の力を借りることを強くおすすめします。
引き止めに応じるべきでない3つの理由
「引き止めてくれるということは、自分は必要とされているのかも…」
そう思ってしまう気持ちはわかります。でも、引き止めに応じることには大きなリスクがあります。ここでは、引き止めに応じるべきでない理由を3つ解説します。
理由1:引き止めで残っても結局辞める人が8割
人材サービス大手の調査によると、上司の引き止めに応じて残留した人のうち、約8割が1年以内に再び退職している というデータがあります。
これは考えてみれば当然のことです。退職を考えた根本的な理由——たとえば、社風が合わない、成長の機会がない、人間関係が辛い——は、給料が少し上がったり部署が変わったりしただけでは解決しません。
一度「辞めたい」と強く思った気持ちは、ちょっとした環境変化では消えない。 引き止められて残っても、数ヶ月後にはまた同じ苦しみの中にいることになります。しかも「あの時辞めておけばよかった」という後悔まで加わって、精神的にはさらに辛くなります。
僕がまさにそうでした。飲食チェーンで引き止められて残った半年間、何一つ状況は変わりませんでした。むしろ「一度辞めようとしたやつ」というレッテルを貼られて、職場での居心地はさらに悪くなったのです。
理由2:「辞めようとした人」というレッテルが貼られる
退職を切り出した時点で、上司や会社の中であなたの評価は変わります。表面上は「残ってくれてありがとう」と言われても、裏では 「いつまた辞めると言い出すかわからない人」 という目で見られることになります。
その結果、以下のようなことが起こり得ます。
- 重要なプロジェクトから外される ——「どうせ辞めるかもしれないから」
- 昇進・昇格の候補から外される ——「忠誠心がない」と判断される
- 情報が共有されなくなる ——「機密情報を渡すのが怖い」と警戒される
引き止めに応じて残っても、以前と同じ立場に戻れるとは限らない のです。むしろ、残留後の方が居心地が悪くなるケースが多いという事実は、知っておくべきです。
理由3:引き止めの本当の目的は「あなたのため」ではない
上司が引き止めてくるのは、あなたのことを心配しているからではありません。多くの場合、以下のような 上司側・会社側の都合 が本当の理由です。
- 人員が減ると業務が回らなくなる(上司自身の負担が増える)
- 部下に辞められると、上司のマネジメント能力が疑われる
- 採用コストがかかる(新人の採用・教育には数十万〜数百万円のコストが発生)
- 退職者が出ると、上司の人事評価に影響する
つまり、引き止めているのは 「あなたに残ってほしい」のではなく、「自分が困るから辞めないでほしい」 のです。
もちろん、純粋にあなたのことを心配して引き止めてくれる上司もいるかもしれません。でも、本当にあなたのことを考えてくれる上司なら、あなたの退職の意思を尊重してくれるはず です。しつこく引き止めてくる時点で、それはあなたのためではありません。
【パターン別】引き止めの断り方とそのまま使えるセリフ例
ここからは、先ほどの5つのパターンに対応した 具体的な断り方 を、そのまま使えるセリフ例つきで紹介します。
給料UP提示への断り方
ポイント:退職理由が給料ではないことを明確にする
退職理由が何であれ、給料UPの提示に対しては「給料の問題ではない」ことを伝えるのが最も効果的です。
セリフ例:
「ありがたいお話ですが、退職を決めたのは給料の問題ではありません。自分のキャリアについて深く考えた結果、別の道に進むことを決意しました。気持ちは変わりません。」
「お気持ちはありがたいのですが、待遇面で退職を考えたわけではないので、条件を変えていただいても気持ちは変わりません。」
「正直に申し上げると、退職を伝えなければ上がらなかった給料ということ自体が、私が退職を決意した理由の一つでもあります。申し訳ありませんが、決意は固いです。」
3つ目のセリフはかなり直球ですが、状況によってはこれくらいはっきり伝えた方が効果的です。
部署異動提案への断り方
ポイント:異動しても退職の意思は変わらないことを伝える
セリフ例:
「ご配慮いただきありがとうございます。ただ、今回の退職は特定の部署に対する不満ではなく、会社全体の方向性と自分のキャリアプランが合わないと感じたためです。異動では解決しない問題ですので、退職の意思は変わりません。」
「異動のご提案はありがたいのですが、すでに次のキャリアに向けて動き出しています。中途半端にとどまるのは、会社にもご迷惑をかけることになると思いますので、予定通り退職させてください。」
仮に退職理由が特定の部署や人間関係にある場合でも、「異動してもらえれば辞めません」とは言わない方がいいです。異動が口約束で終わる可能性もありますし、そもそも異動先で同じ問題が起こらないとは限りません。
「育ててやったのに」への断り方
ポイント:感謝は伝えつつ、退職の意思は別問題であると切り分ける
セリフ例:
「○○さんには本当にお世話になりました。ここまで成長できたのは○○さんのおかげです。だからこそ、ここで学んだことを活かして次のステージに進みたいと思っています。申し訳ありませんが、退職の決意は変わりません。」
「感謝の気持ちは心から持っています。ただ、感謝と退職は別の問題だと考えています。お世話になったからこそ、中途半端な気持ちで残り続けるのは失礼だと思いました。」
ポイントは、感謝の気持ちは否定しない ことです。「別にお世話になった覚えはない」と反論すると感情的な衝突になります。感謝を伝えたうえで、「だからこそ次に進みたい」という形で退職と結びつけると、相手も「これ以上は引き止められない」と感じやすくなります。
「後任が見つかるまで」への断り方
ポイント:具体的な退職日を明示し、それまでにできる引き継ぎは全力でやると伝える
セリフ例:
「後任の方が見つかるのが一番ですが、○月○日を退職日として進めさせていただきたいと思います。それまでに引き継ぎ資料を完成させ、できる限りの引き継ぎを行います。」
「お気持ちはわかりますが、退職日は○月○日でお願いします。引き継ぎ期間は1ヶ月ありますので、その間にマニュアルの作成や業務の共有をしっかり行います。後任の採用は会社にお任せするしかありませんが、引き継ぎには最大限協力します。」
このパターンへの対処で最も重要なのは、退職日を具体的に設定すること です。「後任が見つかったら」という曖昧な条件に合意してしまうと、いつまでも辞められなくなります。
法的には退職届を提出してから2週間で辞められますが、引き継ぎを考慮して1ヶ月程度の猶予を設けるのが一般的です。1ヶ月以上の引き延ばしに応じる必要はありません。
損害賠償・懲戒処分への断り方
ポイント:法的知識で冷静に対処する。必要に応じて第三者の力を借りる
セリフ例:
「民法627条に基づき、2週間前に退職の意思を通知すれば退職は成立します。退職届は○月○日付で提出させていただきます。引き継ぎについてはできる限り対応します。」
「損害賠償のお話ですが、通常の退職で損害賠償が認められた判例はほとんどありません。もしそのようなお考えであれば、弁護士を交えてお話しさせていただきたいと思います。」
正直に言うと、損害賠償や懲戒処分をちらつかせてくるような会社とは、自力で戦わない方がいい です。相手は感情的になっていますし、場合によっては本当に不当な手段に出てくる可能性もあります。
このパターンに遭遇したら、退職代行サービスや弁護士に相談することを強くおすすめします。 プロに間に入ってもらうことで、法的に正しい手続きで安全に退職できます。
引き止めに負けないための5つの心構え
断り方のセリフを知っていても、実際にその場に立つと気持ちが揺らぐことがあります。ここでは、引き止めに負けないための心構えを5つお伝えします。
心構え1:退職理由は詳しく話さなくていい
退職を伝える時、多くの人が退職理由を詳しく話しすぎます。「人間関係が…」「仕事が…」と具体的な理由を話すと、相手は その理由を潰しにかかります。 「じゃあ異動させるよ」「その人は注意しておくから」というように、一つひとつの不満に対して解決策を提示して引き止めてくるのです。
退職理由は 「一身上の都合」で十分 です。法的にも、退職理由を詳しく説明する義務はありません。
もし理由を聞かれたら、「キャリアの方向性について深く考えた結果です」「個人的な事情です」程度にとどめましょう。具体的な不満を話す必要はありません。
心構え2:退職は「相談」ではなく「報告」
退職を伝える時に、「退職したいんですけど…」という言い方をすると、相手は「まだ迷っているんだな」と思い、引き止めにかかります。
退職は 「相談」ではなく「報告」 です。
「○月○日をもって退職させていただきます」——これが正しい伝え方です。相談のニュアンスではなく、決定事項を伝えるスタンスで臨みましょう。
心構え3:感情的にならない
上司が感情的になっても、こちらまで感情的になってはいけません。怒鳴られたり嫌味を言われたりしても、冷静に「退職の意思は変わりません」と繰り返してください。
感情的になると、余計な一言を言ってしまったり、相手の挑発に乗ってしまったりして、話がこじれます。淡々と、冷静に、同じメッセージを伝え続けることが大切です。
心構え4:引き止めが長引いたら「話し合いの場」を切り上げる
引き止めの面談が1時間、2時間と長引くことがあります。上司は長時間話し続けることで、あなたの意志を折ろうとしているのです。
面談は 30分以内を目安に切り上げましょう。 「お話はありがたいのですが、退職の意思は変わりません。これ以上お時間をいただいても結論は同じです」と伝えて、席を立ってかまいません。
あなたには、何時間も拘束される義務はありません。
心構え5:一人で戦おうとしない
引き止めがしつこい場合、一人で対処しようとすると精神的に追い詰められます。
信頼できる同僚、家族、友人、あるいは労働基準監督署や退職代行サービスなど、第三者の力を借りることをためらわないでください。 特に、パワハラまがいの引き止めを受けている場合は、一人で戦う必要はまったくありません。
引き止めがしつこすぎる場合は退職代行の出番
ここまで紹介した断り方を実践しても、どうしても引き止めを断れない場合があります。
- 何度伝えても退職届を受け取ってもらえない
- 上司が感情的になって話し合いにならない
- 損害賠償をちらつかせて脅してくる
- パワハラ気質の上司で、面と向かうと萎縮してしまう
- 精神的に限界で、もう一度上司と対面する気力がない
こういう状況なら、退職代行サービスを使うべきです。
退職代行は、あなたに代わって会社に退職の意思を伝え、退職手続きを進めてくれるサービスです。あなたは上司と一切顔を合わせることなく、電話する必要もなく、退職を完了できます。
僕自身、1社目の飲食チェーンでは上司のしつこい引き止めに何度も負けてしまい、最終的にEXITを使って退職しました。EXITに依頼した翌日、会社に連絡が入り、僕はそのまま出社することなく退職できました。あの時の解放感は今でも忘れられません。
おすすめの退職代行サービスTOP5
引き止めがしつこくて自力で辞められない方におすすめの退職代行サービスを紹介します。
| 順位 | サービス名 | 料金(税込) | 運営種別 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | EXIT | 20,000円 | 民間企業 | 業界最安クラス。メディア掲載多数。スピード対応で即日退職可能 |
| 2位 | SARABA | 24,000円 | 労働組合 | 労働組合が運営。会社との交渉が可能 |
| 3位 | ガーディアン | 24,800円 | 労働組合 | 東京都労働委員会認証の労働組合。交渉力に定評あり |
| 4位 | ニコイチ | 27,000円 | 民間企業 | 創業18年の老舗。実績40,000件以上 |
| 5位 | 弁護士法人みやび | 55,000円 | 弁護士 | 損害賠償や未払い賃金の請求にも対応。トラブル案件に強い |
特に 引き止めがしつこい場合 は、会社との交渉ができる 労働組合型(SARABA・ガーディアン) または 弁護士型(みやび) がおすすめです。民間企業型のEXITでも、退職の意思を伝えるだけで十分なケースが大半ですが、会社側が感情的になっていて交渉が必要な場合は、法的な交渉権を持つサービスを選びましょう。
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⚠️ モームリに関する重要なお知らせ
2026年2月3日、退職代行モームリの社長が弁護士法違反(非弁提携)で逮捕されました。モームリの利用は現在推奨できません。代替サービスとしては、同じ労働組合型の SARABA(24,000円) または ガーディアン(24,800円) をおすすめします。
それでも引き止めが怖くて退職を切り出せないあなたへ
ここまで断り方を紹介してきましたが、「そもそも退職を切り出すこと自体が怖い」という方もいると思います。
「引き止められることがわかっているから、退職を切り出せない」
「またあの圧迫面談みたいな雰囲気になるかと思うと、胃が痛くなる」
「一度断られたから、もう一度言う勇気がない」
その気持ちは、すごくよくわかります。
僕も飲食チェーン時代は、一度引き止められた後、「もう一度言ったらまた同じことになる」という恐怖で、半年間も退職を言い出せませんでした。毎日「辞めたい」と思いながら出勤する日々。あの苦しさは、経験した人にしかわかりません。
だからこそ言いたい。一人で戦う必要はない ということを。
退職代行サービスを使えば、あなたは上司に退職を伝える必要がありません。引き止めに対応する必要もありません。LINEやメールで退職代行に依頼すれば、あとはプロがすべてやってくれます。
「退職代行を使うのは逃げだ」と思う人もいるかもしれません。僕も最初はそう思っていました。でも、実際に使ってみてわかったのは、退職代行は「逃げ」ではなく「合理的な手段」だ ということです。
辞めたいのに辞められない状況で心身をすり減らすよりも、プロの力を借りてさっさと次のステージに進む方が、よほど建設的です。
【体験談】タカシが引き止めに負けてしまった話
最後に、僕自身の体験を少し詳しくお話しします。
1社目の大手飲食チェーンで働いていた時、長時間労働と休日出勤が常態化していました。朝6時から夜11時まで働く日も珍しくなく、休みは月に4〜5日。「もう限界だ」と思って退職を決意しました。
最初に店長に「辞めたい」と伝えたのは、入社して1年が経った頃。店長の反応は「時給を100円上げるから考え直してくれ」でした(パターン1の給料UP)。当時の僕は、「給料が上がるなら…」と少し揺らいでしまい、結局「もう少し考えます」と答えてしまいました。
2回目は、その2ヶ月後。意を決して再び「退職します」と伝えると、今度は「お前を一から教えてきたのは俺だぞ。恩を感じないのか」(パターン3の罪悪感)と言われました。これが一番堪えた。申し訳ない気持ちでいっぱいになって、「すみません、もう少し頑張ります」と撤回してしまったのです。
3回目に退職を伝えた時は、「今お前に辞められたら店が回らない。後任が入るまで待ってくれ」(パターン4の後任待ち)。この時は「後任が入ったら辞めてもいいですか」と確認して、店長も「ああ、入ったらな」と答えました。でも、3ヶ月待っても後任は来ませんでした。
結局、引き止めに3回負けて、半年以上もずるずると残ってしまった。心身ともに限界を迎えた時、ネットで退職代行EXITを見つけました。
LINEで相談して、翌日には退職の連絡を会社に入れてもらいました。僕が上司と話す必要は一切なし。引き止めに遭うこともなし。あっけないくらいスムーズに退職できました。
あの半年間を無駄にしたくないからこそ、この記事を書いています。 引き止めに負けそうになっている人がいたら、「一人で戦わなくていいんだよ」と伝えたい。
よくある質問(FAQ)
Q1. 退職の引き止めは法的に問題ないの?
A. 常識的な範囲の引き止めは違法ではありません。 ただし、長時間の拘束、恫喝、損害賠償の脅し、退職届の受け取り拒否などは、パワハラや強要に該当する可能性があります。退職は労働者の権利であり、民法627条に基づき、正社員は退職の意思表示から2週間で辞めることができます。引き止めに法的効力はなく、あなたの退職を阻止する権利は会社にはありません。
Q2. 引き止めに応じて一度残った後、再び退職を申し出ても大丈夫?
A. もちろん大丈夫です。 何度でも退職を申し出ることができます。「一度残ると言ったのに、また辞めるのか」と責められるかもしれませんが、それは気にする必要はありません。ただし、2回目以降の退職申し出では、より強い引き止めに遭う可能性が高いです。「今度こそ辞める」という強い意志を持つか、退職代行の利用を検討しましょう。
Q3. 退職を伝えた後、しつこく個別面談に呼ばれます。応じる義務はありますか?
A. 法的な義務はありません。 退職届を提出した後は、業務上必要な引き継ぎの打ち合わせには応じるべきですが、「退職を思いとどまるよう説得する面談」に何度も応じる義務はありません。「退職の意思は変わりません。引き継ぎに関するご相談であればお時間をいただきますが、退職の撤回についてのお話であればお断りします」と伝えてください。
Q4. 退職届を出した後に上司が態度を変えて嫌がらせしてきたらどうすれば?
A. 退職届提出後の嫌がらせ(無視、過度な業務量の押しつけ、他の社員の前での暴言など)はパワハラに該当します。 まずは証拠(メール、LINEのスクリーンショット、日時と内容のメモ)を残してください。そのうえで、人事部や社内の相談窓口、あるいは社外の労働基準監督署に相談することをおすすめします。あまりにもひどい場合は、残りの出勤期間を有給休暇で消化して出社しないという方法もあります。退職代行を利用すれば、退職届提出後の出社も不要になります。
Q5. 引き止めがしつこくて退職届を受け取ってもらえません。どうすればいい?
A. 退職届の「受理」は法的に不要です。 退職届は会社の承認を得るためのものではなく、あなたの退職の意思を通知するものです。受け取りを拒否されても、退職届を提出した事実があれば法的には退職の意思表示として有効です。受け取ってもらえない場合は、内容証明郵便で会社に送付 しましょう。内容証明郵便なら「届いていない」「受け取っていない」と言い逃れることができません。詳しくは、退職届を受け取ってもらえない時の対応の記事をご覧ください。
Q6. 退職代行を使ったら、引き止めの電話が自分にかかってきませんか?
A. 退職代行サービスは、会社に対して「本人への直接連絡はご遠慮ください」と伝えます。 ほとんどの場合、会社はこの要請に従います。万が一会社から直接電話がかかってきた場合でも、出る義務はありません。着信を無視して、退職代行の担当者に「会社から電話があった」と報告すれば、退職代行が対処してくれます。僕がEXITを使った時も、会社からの直接連絡は一切ありませんでした。
Q7. 転職先が決まっていない状態でも退職代行を使えますか?
A. もちろん使えます。 退職代行は「退職の手続きを代行する」サービスであり、転職先の有無は関係ありません。引き止めがしつこくて精神的に限界を迎えている場合は、まず退職して心身を回復させることが最優先です。失業保険の受給もできますので、退職後に落ち着いて転職活動を始めることも十分可能です。
まとめ:退職の引き止めに負ける必要はない
退職の引き止めには、さまざまなパターンがあります。
| パターン | 核心 | 断り方のポイント |
|---|---|---|
| 給料UP提示 | 退職しなければ上がらなかった給料 | 「給料の問題ではない」と伝える |
| 部署異動提案 | 口約束で終わることが多い | 「異動では解決しない」と伝える |
| 「育ててやったのに」 | 教育は業務であり恩ではない | 感謝しつつ退職は別問題と切り分ける |
| 後任が見つかるまで | 期限のない引き延ばし | 退職日を具体的に明示する |
| 損害賠償ちらつかせ | 法的にほぼ通らない脅し | 法的知識で対処、第三者に相談 |
引き止めに応じて残っても、結局辞める人が大半です。退職を決意したあなたの判断は、きっと正しい。
そして、もし引き止めがしつこすぎて自力では辞められない場合は、退職代行サービスの利用を検討してください。 一人で戦う必要はありません。
\ 引き止めに悩んでいるなら /
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