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退職代行後に届く書類と手続き一覧|届くタイミング・届かない場合の対処法まで完全解説

退職代行後に届く書類と手続き一覧|届くタイミング・届かない場合の対処法まで完全解説

この記事を書いた人:タカシ(29歳)

大手飲食チェーン→中小IT企業を経て、現在はフリーランスWebライター。退職代行を2回利用した経験あり(1回目:EXIT2回目:モームリ)。2回の実体験をもとに、退職代行サービスの情報を発信中。


「退職代行を使ったら、会社から届くはずの書類はちゃんと届くのかな…?」

「離職票とか源泉徴収票って、退職代行で辞めても送ってもらえるの?」

「届かなかったらどうすればいいの?ハローワークとかに相談できる?」

退職代行を使って無事に退職できたとしても、次に待っているのが 退職後の書類と手続きの問題 です。

正直なところ、退職代行の利用自体はスムーズに進むことがほとんどです。でも、退職後に届く書類の確認や各種手続きは 自分でやらなければなりません。ここを放置すると、失業保険がもらえなかったり、転職先への入社手続きが滞ったりと、思わぬトラブルに発展します。

僕はEXITとモームリで合計2回退職代行を使いましたが、1回目のEXITで辞めたときは正直この辺の知識がゼロで、「離職票っていつ届くの?」「国民健康保険ってどうやって入るの?」と焦りまくりました。

この記事では、そんな僕の実体験も交えながら、退職代行後に届く書類の一覧・届くタイミング・届かない場合の対処法・退職後に自分でやる手続き を完全解説します。

これを読めば、退職後に「あの書類どうなった?」と慌てることなく、スムーズに次のステップに進めますよ。

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目次

退職代行を使っても退職書類はちゃんと届く?

結論から言います。

退職代行を使っても、退職後に届くべき書類はすべて届きます。

退職代行で辞めた場合でも、会社には法的に書類を発行・送付する義務があるからです。離職票や源泉徴収票の発行は、労働基準法や雇用保険法で定められた会社側の義務なので、「退職代行を使ったから出さない」ということは法律上できません。

実際、僕が1回目にEXITを使ったときも、2回目にモームリを使ったときも、すべての書類がきちんと届きました。特にEXITの場合は、退職代行実施の翌日には会社が退職を受理してくれて、必要書類はそこから 約10日で自宅に届いた ので「退職代行だから対応が遅くなる」ということもありませんでした。

ただし、まれに以下のようなケースが発生することもあります。

  • 会社が感情的になって書類の発行を遅らせる
  • 中小企業で退職手続きに慣れていないため、発行自体を忘れている
  • 郵送先の住所に不備がある

こうした場合の対処法も後半で詳しく解説するので、安心してください。

退職代行業者が書類の受け取りまでサポートしてくれるケースも

退職代行業者によっては、退職後の書類の受け取りについてもサポートしてくれるところがあります。

サポート内容対応している業者
書類の郵送を会社に依頼してくれるEXIT、SARABA、ガーディアンなど ほぼ全社対応
書類が届かない場合に再度催促してくれるSARABA、ガーディアンなど(労働組合型・弁護士型)
書類に関する相談をLINEで受けてくれるEXIT、SARABA、ガーディアンなど

多くの退職代行業者は、退職の意思伝達時に「退職書類一式を本人の住所に郵送すること」も会社に伝えてくれるので、基本的にこちらから何かアクションを起こす必要はありません。


退職代行後に届く書類一覧【5つの重要書類】

退職後に会社から届く書類は、主に以下の 5つ です。それぞれの用途と重要度を一覧にしました。

#書類名重要度主な用途
1離職票★★★★★失業保険(雇用保険)の申請に必須
2源泉徴収票★★★★★年末調整・確定申告に必須
3雇用保険被保険者証★★★★☆転職先での雇用保険加入手続きに必要
4年金手帳(基礎年金番号通知書)★★★★☆年金の切替手続き・転職先の社会保険加入に必要
5健康保険資格喪失証明書★★★★★国民健康保険への加入手続きに必須

これ以外にも、会社によっては「退職証明書」「給与明細(最終分)」「退職金計算書」などが届く場合があります。

それでは、各書類について詳しく見ていきましょう。


1. 離職票(雇用保険被保険者離職票)

最重要書類のひとつです。 失業保険(雇用保険の基本手当)を受給するために、ハローワークに提出する必要があります。

項目内容
届くタイミング退職後 10日〜2週間 が目安
届く方法自宅に郵送
用途ハローワークでの失業保険申請
発行義務あり(雇用保険法第76条に基づき、離職日の翌日から10日以内に会社がハローワークに届出。その後ハローワークが離職票を会社経由で本人に交付)

離職票は正確には2種類あります。

  • 離職票-1:雇用保険の被保険者番号・資格取得年月日などが記載
  • 離職票-2:離職理由・過去の賃金が記載(自己都合か会社都合かがここに書かれる)

特に離職票-2は重要 で、失業保険の給付開始時期や給付日数に直結します。届いたら、記載されている離職理由が正しいかどうか必ず確認してください。

タカシの体験:EXIT利用時の離職票

僕がEXITを使って飲食チェーンを辞めたとき、離職票は退職から 10日後 に届きました。正直、「退職代行だから遅れるんじゃないか」と不安だったんですが、まったく問題なかったです。

退職代行側が「離職票を本人宛に郵送してください」と会社に伝えてくれていたので、特に自分から催促する必要もありませんでした。


2. 源泉徴収票

源泉徴収票は、その年に会社から支払われた給与と天引きされた所得税の額 が記載された書類です。

項目内容
届くタイミング退職後 1ヶ月以内 が目安(所得税法上は退職日から1ヶ月以内に交付義務)
届く方法自宅に郵送
用途転職先での年末調整、または確定申告
発行義務あり(所得税法第226条)

源泉徴収票は、以下の場面で必要になります。

  • 年内に転職する場合:転職先に提出して年末調整してもらう
  • 年内に転職しない場合:自分で確定申告する際に必要
  • フリーランスになる場合:確定申告で給与所得として申告するために必要

僕は2社目を辞めたあとフリーランスになったので、確定申告のときに源泉徴収票が必要でした。届いたらすぐに保管場所を決めて、なくさないようにしましょう。


3. 雇用保険被保険者証

雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入していたことを証明する書類 です。

項目内容
届くタイミング退職後 1〜2週間 が目安
届く方法自宅に郵送(離職票と一緒に届くことが多い)
用途転職先での雇用保険加入手続き
発行義務あり(退職時に本人に返却する義務)

雇用保険被保険者証は、入社時に会社が保管していることが多いため、在職中は自分の手元にないことがほとんどです。退職時に返却してもらうことになります。

転職先が決まったら、入社手続きの際に提出を求められるので、大切に保管しておいてください。


4. 年金手帳(基礎年金番号通知書)

年金手帳は、基礎年金番号が記載された書類 です。2022年4月以降に初めて年金に加入した方は「基礎年金番号通知書」が発行されています。

項目内容
届くタイミング退職後 1〜2週間 が目安
届く方法自宅に郵送(他の書類と一緒に届くことが多い)
用途国民年金への切替手続き、転職先での厚生年金加入手続き
発行義務あり(退職時に本人に返却する義務)

年金手帳も、雇用保険被保険者証と同様に、入社時に会社が預かっているケースが多いです。ただし、最近はマイナンバーで手続きできるため、会社によっては入社時に預かっていないこともあります。

もし手元にある場合はそのままでOK。会社に預けていた場合は、退職時に返却してもらいましょう。


5. 健康保険資格喪失証明書

健康保険資格喪失証明書は、退職に伴い会社の健康保険の資格を喪失したことを証明する書類 です。

項目内容
届くタイミング退職後 1〜2週間 が目安
届く方法自宅に郵送
用途国民健康保険への加入手続き、家族の扶養に入る手続き
発行義務あり(健康保険法施行規則第51条)

退職すると、翌日から会社の健康保険が使えなくなります。つまり、切替手続きをしないと無保険状態 になってしまうんです。

国民健康保険への加入手続きは退職日の翌日から 14日以内 に行う必要があるため、この書類は届いたらすぐに市区町村役場に持っていきましょう。


各書類が届くタイミングまとめ

書類の届くタイミングを時系列で整理しました。

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【退職後の書類 到着スケジュール目安】

退職日

1〜2週間後 → 雇用保険被保険者証、年金手帳、健康保険資格喪失証明書

10日〜2週間後 → 離職票(離職票-1、離職票-2)

2週間〜1ヶ月後 → 源泉徴収票
“`

書類名届くまでの目安法律上の期限
離職票10日〜2週間退職日の翌日から10日以内に会社がハローワークに届出
源泉徴収票2週間〜1ヶ月退職日から1ヶ月以内
雇用保険被保険者証1〜2週間退職時に返却
年金手帳1〜2週間退職時に返却
健康保険資格喪失証明書1〜2週間資格喪失確認後速やかに

ポイント: 退職代行の場合、会社との直接的なやり取りがないため、通常よりも数日遅れることがあります。ただし、2週間以上経っても届かない場合は何らかの問題が発生している可能性があるので、対処が必要です。

タカシの体験:実際に届いたタイムライン

参考までに、僕が1回目(EXIT・飲食チェーン)で退職したときの実際のタイムラインを公開します。

日にち出来事
1日目EXITに申し込み、退職代行実施、退職受理
3日目退職届を郵送(EXITのテンプレを使用)
5日目会社から保険証の返却を求める郵便が届く→返却
10日目離職票・雇用保険被保険者証・年金手帳が届く
12日目健康保険資格喪失証明書が届く
18日目源泉徴収票が届く

10日で主要書類がほぼ揃ったので、そこからすぐにハローワークに行って失業保険の手続きを進められました。


書類が届かない場合の対処法

「2週間以上経っても書類が届かない…」という場合、以下の対処法を順番に試してください。

対処法1:退職代行業者に連絡する

まずは、利用した退職代行業者に連絡しましょう。アフターサポートとして、書類の催促を代行してくれるサービスも多いです。

特に 労働組合型(SARABAなど)弁護士型(ガーディアン、弁護士法人みやびなど) は、退職後のサポートが手厚い傾向があります。

対処法2:自分で会社に連絡する

退職代行業者のサポート期間が終了している場合は、自分で会社に連絡する必要があります。ただし、直接電話するのが気まずい場合は 書面(内容証明郵便) で請求するのがおすすめです。

以下のような文面で、会社宛に書類の発行を請求できます。

“`
退職書類交付請求書

〇〇株式会社 御中

私は令和〇年〇月〇日をもって貴社を退職いたしました。
つきましては、下記の書類を速やかにご交付くださいますようお願いいたします。

  1. 雇用保険被保険者離職票
  2. 源泉徴収票
  3. 雇用保険被保険者証
  4. 健康保険資格喪失証明書

なお、上記書類の交付は法令で義務付けられております。
〇日以内にご対応いただけない場合は、所轄の労働基準監督署に申告する予定です。

令和〇年〇月〇日
〇〇 〇〇(氏名)
“`

対処法3:ハローワークに相談する(離職票が届かない場合)

離職票が届かない場合、ハローワークに直接相談 することで解決できることがあります。

ハローワークでは以下の対応をしてくれます。

  • 会社への催促:ハローワークから会社に対して、離職票の発行を催促してくれる
  • 仮手続き:離職票がなくても、一定の条件を満たせば失業保険の仮手続きができる場合がある
  • 職権による離職票の発行:会社が手続きを行わない場合、ハローワークが職権で離職票を発行できる(雇用保険法施行規則第7条)

離職票がないと失業保険を受けられないので、2週間以上届かない場合はすぐにハローワークに行きましょう。

対処法4:年金事務所に相談する(年金関連の書類が届かない場合)

年金手帳や基礎年金番号がわからない場合は、年金事務所 に相談すれば再発行してもらえます。

  • 年金手帳の再発行:年金事務所で即日〜2週間程度で再発行可能
  • 基礎年金番号の確認:マイナンバーカードがあれば「ねんきんネット」でも確認できる

対処法5:税務署に相談する(源泉徴収票が届かない場合)

源泉徴収票が届かない場合、税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を提出 することで対処できます。

届出書を提出すると、税務署から会社に対して指導が入ります。所得税法第226条で会社には交付義務があるため、税務署が介入すればほぼ確実に発行されます。

対処法6:健康保険資格喪失証明書が届かない場合

健康保険資格喪失証明書が届かない場合は、以下のいずれかで対処できます。

  • 年金事務所(協会けんぽの場合):資格喪失確認通知書を発行してもらえる
  • 健康保険組合(組合健保の場合):組合に直接連絡して発行を依頼
  • 市区町村役場:事情を説明すれば、他の書類(離職票など)を代替書類として国保加入手続きができる場合がある

退職代行後に自分でやる手続き一覧

退職後の書類が届いたら、次は 自分で行う手続き です。これを放置すると、無保険状態になったり、年金の空白期間ができたりするので、速やかに対応しましょう。

やること一覧と期限

#手続き内容期限届け先必要書類
1国民健康保険への加入退職日の翌日から14日以内市区町村役場健康保険資格喪失証明書、マイナンバーカード(または通知カード)、身分証明書
2国民年金への切替退職日の翌日から14日以内市区町村役場年金手帳(基礎年金番号通知書)、離職票、マイナンバーカード
3失業保険の申請できるだけ早く(受給期限は退職日の翌日から1年間)ハローワーク離職票-1・2、マイナンバーカード、写真2枚、印鑑、通帳
4住民税の手続き退職時期による市区町村役場/自宅に届く納付書なし(自動的に届く場合が多い)
5確定申告(年末調整ができない場合)翌年2月16日〜3月15日税務署源泉徴収票、マイナンバーカード

それぞれ詳しく解説します。


手続き1:国民健康保険への加入

退職すると、会社の健康保険から脱退することになります。次の就職先が決まっていない場合は、国民健康保険(国保) に加入する必要があります。

手続き場所: お住まいの市区町村役場

持ち物:

  • 健康保険資格喪失証明書
  • マイナンバーカード(または通知カード+身分証明書)
  • 印鑑

注意点:

  • 退職日の翌日から14日以内 に手続きをする必要がある
  • 手続きが遅れても、退職日の翌日にさかのぼって加入扱いになる(保険料もさかのぼって請求される)
  • 手続きが完了するまでは保険証がないため、この間の医療費は一旦全額自己負担 になる可能性がある

もう一つの選択肢として、退職前の健康保険を任意継続 する方法もあります。これは退職後20日以内に手続きすれば、最長2年間、退職前の健康保険に加入し続けられる制度です。ただし、会社負担分も自分で払うことになるため、保険料は約2倍になります。国保と任意継続のどちらが安いかは収入状況によって変わるので、市区町村役場で確認するのがおすすめです。


手続き2:国民年金への切替

会社を退職すると、厚生年金から 国民年金 に切り替わります。切替手続きをしないと年金の空白期間が発生し、将来受け取れる年金額が減ってしまいます。

手続き場所: お住まいの市区町村役場

持ち物:

  • 年金手帳(基礎年金番号通知書)
  • 離職票、退職証明書などの退職日がわかる書類
  • マイナンバーカード
  • 印鑑

注意点:

  • 退職日の翌日から14日以内 に手続きをする
  • 国民年金の保険料は 月額16,980円(2024年度) ※年度によって変動
  • 失業中で保険料の支払いが厳しい場合は 免除制度・猶予制度 がある
  • 免除申請は離職票を持ってハローワークで手続きした後、市区町村役場で行う

僕も1回目の退職後すぐにこの手続きをしましたが、役場の窓口で「失業したので年金の免除申請もしたい」と伝えたら、切替と免除申請を同時にやってくれました。失業中は忘れずに免除申請しましょう。


手続き3:失業保険の申請

退職後に転職活動をする方は、失業保険(雇用保険の基本手当) の申請をしましょう。退職代行を使って退職した場合でも、問題なく失業保険を受け取ることができます。

失業保険の申請手続きについては、別記事で詳しく解説しています。

退職代行利用後の失業保険の受け方を見る


手続き4:住民税の手続き

住民税の支払い方法は、退職するタイミング によって異なります。

退職時期住民税の取り扱い
1月〜5月に退職退職時に5月分までの住民税を 一括徴収 される(最後の給与から天引き)
6月〜12月に退職退職後、残りの住民税を 普通徴収(自分で納付) に切り替え。市区町村から納付書が届く

6月〜12月に退職した場合は、自宅に届く納付書に従って自分で支払うことになります。退職直後は収入がないため、住民税の納付が負担になることもあります。納付が難しい場合は、市区町村役場に相談すれば 分割納付 に応じてもらえることがあります。


手続き5:確定申告

退職した年に転職して年末調整を受けた場合は、確定申告は不要です。ただし、以下のケースでは確定申告が必要になります。

  • 年内に転職しなかった場合:年末調整されていないので確定申告が必要
  • フリーランス・個人事業主になった場合:事業所得として確定申告が必要
  • 退職金をもらった場合:「退職所得の受給に関する申告書」を提出していなければ確定申告が必要な場合がある

確定申告の時期は翌年の 2月16日〜3月15日 です。源泉徴収票を使って確定申告すれば、天引きされた所得税が還付される(戻ってくる)ケースも多いので、面倒でもやっておきましょう。


退職代行後の手続きスケジュール【モデルケース】

ここで、退職代行を使った後のスケジュールをモデルケースとして紹介します。

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【退職代行後の手続き モデルスケジュール】

Day 1 退職代行実施・退職受理
Day 2-3 退職届を郵送、会社の備品を返却
Day 5-7 健康保険資格喪失証明書が届く
→ 市区町村役場で国保加入・年金切替の手続き
Day 10-14 離職票・雇用保険被保険者証が届く
→ ハローワークで失業保険の申請
Day 14-30 源泉徴収票が届く
→ 保管しておく(確定申告or転職先の年末調整用)
Day 30- 失業保険の待期期間(7日間)
→ その後、自己都合の場合は給付制限あり
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このスケジュールを頭に入れておけば、「次に何をすればいいか」が明確になるので、焦ることなく手続きを進められます。


【体験談】タカシがEXITで退職した後にやったこと

ここで、僕が1回目の退職(EXIT・飲食チェーン)で辞めた後に実際にやったことをお話しします。

退職当日〜3日後

退職代行を実施した当日は、正直ほっとした気持ちとちょっとした罪悪感が入り混じった複雑な心境でした。でも、やることはあります。EXITから「退職届のテンプレートを送るので、それを記入して会社に郵送してください」と案内されたので、翌日に退職届を書いて簡易書留で郵送しました。

10日後:書類が届く

退職から10日後、会社から茶封筒が届きました。中に入っていたのは以下の書類です。

  • 離職票-1、離職票-2
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票(これは後日別送で届きました)

正直、「退職代行で辞めたのに、ちゃんと書類が届くんだ…」と安心しました。離職票-2の離職理由欄を確認したところ、「自己都合退職」 となっていました。退職代行を使ったからといって「懲戒解雇」や「会社都合」になるようなことはないので安心してください。

12日後:役場とハローワークへ

書類が届いたので、まず市区町村役場に行って 国民健康保険の加入国民年金の切替 を同時にやりました。窓口で離職票と健康保険資格喪失証明書を見せて、「退職したので手続きしたい」と伝えればOK。15分くらいで終わりました。

その後、ハローワークに行って 失業保険の申請 を行いました。こちらは離職票-1・2、マイナンバーカード、証明写真、通帳を持っていきました。手続き自体は30分程度で完了。

国民年金の免除申請も忘れずに

失業中は国民年金の 特例免除制度 が使えます。通常は前年の所得で審査されますが、離職票を提出すれば失業者として認定され、所得審査なしで免除を受けられる可能性があります。僕はこれを利用して、転職するまでの数ヶ月間、年金の支払いを全額免除してもらいました。


モームリの逮捕について:退職代行選びの注意点

ここで、退職代行選びに関する重要な注意点をお伝えします。

2026年2月3日、退職代行モームリの社長が 弁護士法違反の容疑で逮捕 されました。

僕自身、2回目の退職でモームリを使った経験があるので、この報道を見たときは本当に驚きました。当時のサービス自体には満足していたのですが、現在の状況を考えると モームリの利用は推奨できません

退職代行を検討している方は、以下のサービスを代替として検討してください。

サービス名料金運営タイプ特徴
EXIT20,000円民間(弁護士監修)業界最安級、メディア掲載実績多数
SARABA24,000円労働組合交渉可能、行政書士監修
ガーディアン24,800円労働組合東京都労働委員会認証、法適合の合同労働組合

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退職代行後の書類・手続きに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 退職代行を使っても離職票はもらえますか?

A. はい、もらえます。 離職票の発行は雇用保険法で定められた会社の義務であり、退職の方法(退職代行を利用したかどうか)に関係なく、必ず発行されます。通常、退職後10日〜2週間程度で届きます。届かない場合はハローワークに相談すれば、会社への催促や職権発行をしてもらえます。

Q2. 退職代行を使ったら源泉徴収票がもらえないことはありますか?

A. いいえ、退職代行を使ってももらえます。 源泉徴収票の交付は所得税法で義務づけられているため、会社は退職日から1ヶ月以内に発行しなければなりません。万が一届かない場合は、税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を提出すれば、税務署から会社に指導が入ります。

Q3. 退職代行を使った場合、離職理由は「自己都合」と「会社都合」どちらになりますか?

A. 基本的には「自己都合退職」になります。 退職代行は本人に代わって退職の意思を伝えるサービスであり、「自分から辞める」ことには変わりないため、自己都合退職として処理されます。ただし、パワハラや長時間労働などが原因で退職した場合は、ハローワークで「特定理由離職者」に該当すると判断され、会社都合退職と同等の扱いを受けられる可能性もあります。

Q4. 退職後の手続きはすべて自分でやらないといけないですか?

A. はい、基本的には自分で行う必要があります。 退職代行がサポートしてくれるのは「退職の意思伝達」と「書類の郵送依頼」までです。国民健康保険の加入、国民年金の切替、失業保険の申請などは、自分で市区町村役場やハローワークに行って手続きする必要があります。ただし、手続き自体はそこまで難しくなく、窓口で「退職したので手続きしたい」と伝えれば丁寧に案内してもらえます。

Q5. 健康保険資格喪失証明書が届かないと国民健康保険に入れませんか?

A. 他の書類で代替できる場合があります。 健康保険資格喪失証明書が届かなくても、離職票や退職証明書など「退職したことがわかる書類」があれば、市区町村役場で国保加入の手続きができるケースがあります。まずはお住まいの役場に相談してみてください。また、協会けんぽの場合は年金事務所で資格喪失確認通知書を発行してもらうこともできます。

Q6. 退職代行後、会社から届いた書類の内容に間違いがあったらどうすればいいですか?

A. すぐに対処しましょう。 特に離職票-2の「離職理由」欄は重要です。もし事実と異なる離職理由が記載されていた場合(例:自己都合のはずが懲戒解雇になっている等)、ハローワークに相談してください。ハローワークが会社に確認し、必要に応じて修正してもらえます。また、退職代行業者(特に労働組合型や弁護士型)に連絡して対応を依頼するのも有効です。

Q7. 退職代行を使ったのに、会社から「直接取りに来い」と言われたらどうすればいいですか?

A. 郵送を求めてください。 法律上、書類を直接取りに行く義務はありません。退職代行業者を通じて「書類は郵送でお願いします」と伝えてもらいましょう。それでも対応してもらえない場合は、ハローワーク(離職票の場合)や税務署(源泉徴収票の場合)など、管轄の行政機関に相談しましょう。


まとめ:退職代行後の書類は必ず届く。届かなくても対処法はある

退職代行後に届く書類と手続きについて、改めて整理します。

届く書類5つ

  1. 離職票(失業保険の申請に必須)→ 10日〜2週間で届く
  2. 源泉徴収票(確定申告・年末調整に必須)→ 2週間〜1ヶ月で届く
  3. 雇用保険被保険者証(転職先の雇用保険加入に必要)→ 1〜2週間で届く
  4. 年金手帳(年金の切替・転職先の手続きに必要)→ 1〜2週間で届く
  5. 健康保険資格喪失証明書(国保加入に必須)→ 1〜2週間で届く

退職後にやる手続き

  1. 国民健康保険への加入(14日以内に市区町村役場で手続き)
  2. 国民年金への切替(14日以内に市区町村役場で手続き)
  3. 失業保険の申請(ハローワークで手続き)→ 詳しくはこちら
  4. 住民税の支払い(届く納付書で自分で支払い)
  5. 確定申告(年末調整されていない場合、翌年に手続き)

届かない場合の対処法

  • 離職票 → ハローワーク に相談
  • 源泉徴収票 → 税務署 に届出
  • 年金手帳 → 年金事務所 で再発行
  • 健康保険資格喪失証明書 → 年金事務所(協会けんぽ)or 健康保険組合 に連絡

退職代行を使ったからといって、書類が届かなかったり手続きができなかったりすることは基本的にありません。僕もEXITで退職した後、すべての書類が問題なく届き、スムーズに手続きを進められました。

「退職は代行してもらえるけど、その後の手続きは自分でやるもの」と割り切って、この記事を参考にしながらひとつずつ進めてみてください。


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この記事を書いた人

退職代行を2回利用した経験を持つ29歳のWebライター。

1回目:新卒で入った飲食チェーンをEXITで退職(パワハラが原因)
2回目:IT企業をモームリで退職(長時間労働が原因、有給20日全消化に成功)

現在はホワイト企業の人事部で働きながら、退職に悩む人に向けた情報を発信中。

「退職は逃げじゃない。自分の人生を取り戻す行動だ」がモットー。

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