MENU

労働組合の退職代行おすすめ5選|2026年最新ランキング【団体交渉権で有給・退職条件を交渉】

労働組合の退職代行おすすめ5選|2026年最新ランキング【団体交渉権で有給・退職条件を交渉】

この記事を書いた人:タカシ(29歳)

1社目の大手飲食チェーンをEXIT(20,000円)で退職。2社目の中小ITをモームリ(22,000円)で退職。現在フリーランスWebライター。退職代行を2回使った実体験をもとに、本当に信頼できるサービスだけを紹介しています。

「退職代行を使いたいけど、有給消化の交渉もしてほしい」
「一般業者だと交渉できないって聞いたけど、弁護士は高すぎる……」
「安心して任せられて、かつコスパのいい退職代行はどれ?」

そんな方にぴったりなのが、労働組合が運営する退職代行サービスです。

労働組合型の退職代行は、憲法と労働組合法で保障された団体交渉権を使って、会社と合法的に交渉できます。有給消化の交渉、退職日の調整、退職条件の交渉――これらを弁護士に頼むと5万円以上かかりますが、労働組合型なら2万円台で実現可能です。

さらに、2026年2月3日のモームリ社長逮捕(弁護士法違反)以降、「交渉権のないサービスは危険」という認識が広がり、団体交渉権を持つ労働組合型の退職代行の重要性がかつてないほど高まっています

この記事では、退職代行を2回利用した僕が、労働組合型の退職代行サービスおすすめ5選を厳選し、料金・実績・交渉力を徹底比較してランキング形式でお伝えします。


目次

労働組合型の退職代行とは?なぜ「交渉」ができるのか

退職代行の3つのタイプ

退職代行サービスは、運営主体によって3つのタイプに分かれます。

タイプできること料金相場代表例
一般業者退職の意思伝達のみ10,000〜20,000円EXIT、ニコイチ
労働組合意思伝達+団体交渉24,000〜30,000円SARABA、ガーディアン
弁護士意思伝達+交渉+法律問題対応33,000〜55,000円みやび、退職110番

団体交渉権とは?

労働組合型の最大の特徴は、団体交渉権(だんたいこうしょうけん) を持っていることです。

団体交渉権は、日本国憲法第28条で保障された労働者の基本的権利です。労働組合が使用者(会社)に対して、労働条件について交渉を申し入れた場合、会社はこれを拒否することができません(労働組合法第7条2号)。

つまり、労働組合型の退職代行は、以下のことを合法的に行えます。

  • 有給休暇の消化交渉:「退職日までの有給をすべて消化させてください」
  • 退職日の調整:「○月○日付での退職を認めてください」
  • 退職条件の交渉:「退職金の支払いを確認してください」
  • 離職票の交付請求:「離職票を速やかに発行してください」
  • 私物の返却・貸与品の返却方法の調整

なぜ一般業者は交渉できないのか

一般業者(民間企業)が会社と交渉を行うと、弁護士法第72条に違反する「非弁行為」に該当する可能性があります。

弁護士法第72条は、弁護士でない者が報酬を得て法律事務を行うことを禁じています。退職に伴う「交渉」は法律事務と見なされるため、弁護士資格を持たない一般業者が行うと違法になるのです。

労働組合は、団体交渉権に基づく交渉が法律で認められているため、この問題をクリアしています。弁護士法違反のリスクなく、会社と交渉できるのが労働組合型の最大の強みです。


モームリ逮捕で浮き彫りになった「交渉権」の重要性

2026年2月3日、退職代行モームリの社長が弁護士法違反(非弁行為)の容疑で逮捕されました。

僕は2社目の退職でモームリを実際に利用した当事者です。当時は問題なく退職できましたが、この逮捕のニュースを聞いたときは正直ショックでした。

事件の本質:交渉権のない業者が交渉をしていた

モームリは一般業者(民間企業)として運営されていました。本来、一般業者ができるのは「退職の意思を伝えること」だけです。しかし、実態としては会社との交渉に踏み込んでいた疑いが持たれ、弁護士法違反で逮捕されました。

この事件は、退職代行業界全体に大きな衝撃を与えました。そして同時に、合法的に交渉ができる労働組合型の退職代行の価値が改めて見直されるきっかけにもなりました。

モームリ逮捕後、労働組合型の需要が急増

事件以降、「一般業者に頼むのが不安」「でも弁護士は高い」という方が、労働組合型の退職代行に流れるケースが急増しています。

労働組合型なら、以下の理由で安心です。

  • 団体交渉権は憲法で保障された権利であり、弁護士法違反にはならない
  • 会社との交渉が合法的に可能なので、有給消化や退職条件の交渉もOK
  • 弁護士型の半額以下の料金で交渉権のあるサービスを利用できる

「交渉もしてほしいけど、弁護士ほどの費用はかけたくない」という方にとって、労働組合型は最もバランスの取れた選択肢です。


労働組合の退職代行おすすめランキング5選【2026年最新】

ここからは、労働組合が運営する退職代行サービスの中から、信頼性・実績・コストパフォーマンスを総合的に評価し、おすすめの5社をランキング形式で紹介します。

第1位:SARABA(24,000円・返金保証付き)

項目内容
運営退職代行SARABAユニオン(労働組合)
料金24,000円(税込)
返金保証あり(退職できなかった場合は全額返金)
対応エリア全国
相談方法LINE・メール・電話
対応時間24時間対応
交渉可能事項有給消化交渉・退職日調整・退職条件交渉・離職票交付請求
実績累計利用者数15,000件以上

SARABAは、労働組合型の退職代行の中で最もおすすめのサービスです。

料金24,000円という手頃な価格で、労働組合の団体交渉権を活用した交渉が可能。さらに返金保証付きで、万が一退職できなかった場合は全額返金されます(ほぼ100%退職成功)。

僕が今から退職代行を使うなら、間違いなくSARABAを選びます。モームリが使えなくなった今、交渉権があって、コスパが良くて、実績も豊富。三拍子揃ったサービスです。

SARABAの強み:

  • 労働組合型で業界最安クラスの24,000円
  • 退職できなかった場合の全額返金保証あり
  • 累計15,000件以上の豊富な実績
  • 24時間対応で、深夜や早朝の相談もOK
  • 有給消化の交渉成功率がきわめて高い
  • LINE一本で手続き完了、面倒な書類手続きは最小限
  • 雇用形態を問わず対応(正社員・契約社員・パート・アルバイト)

SARABAの注意点:

  • 未払い残業代の「請求」はできない(弁護士の業務範囲)
  • 訴訟や損害賠償対応はできない
  • 人気サービスのため、繁忙期は対応に時間がかかることも

こんな人におすすめ:
「有給消化の交渉をしてほしい」「コスパ重視で安心できるサービスを選びたい」という方にはSARABA一択です。返金保証もあるので、初めて退職代行を使う方も安心して利用できます。

SARABAの詳しいレビューはこちらをご覧ください。


第2位:ガーディアン(24,800円・労働委員会認証)

項目内容
運営東京労働経済組合(労働委員会認証の合同労組)
料金24,800円(税込)
返金保証なし(ただし退職成功率ほぼ100%)
対応エリア全国
相談方法LINE・電話
対応時間24時間対応(LINE)
交渉可能事項有給消化交渉・退職日調整・退職条件交渉・離職票交付請求
実績多数の退職実績あり

ガーディアンは、東京都労働委員会に認証された合同労働組合が運営する退職代行サービスです。

ガーディアンの最大の特徴は、労働委員会の認証を受けているという点です。労働委員会の認証は、労働組合が適正に運営されていることを公的機関が認めた証拠です。この認証を持つ労働組合型退職代行はガーディアンの他にはほとんどなく、信頼性という面では業界トップクラスです。

ガーディアンの強み:

  • 東京都労働委員会の認証を受けた正規の合同労働組合
  • 料金24,800円で交渉権のあるサービスを利用可能
  • 行政機関のお墨付きがある安心感
  • 退職成功率はほぼ100%
  • メディア掲載実績も豊富で知名度が高い
  • 代行実績が豊富で、あらゆる業種・雇用形態に対応
  • 即日対応が可能

ガーディアンの注意点:

  • SARABAと比べると800円高い(大きな差ではない)
  • 返金保証の明記がない
  • 未払い残業代の請求や訴訟対応はできない

こんな人におすすめ:
「公的機関に認められた組合に任せたい」「信頼性を最優先で選びたい」という方にはガーディアンがおすすめです。労働委員会認証の合同労組という肩書きは、会社側にも強いインパクトを与えます。

ガーディアンの詳しいレビューはこちらをご覧ください。


第3位:Jobs+労働組合(27,000円+2,000円)

項目内容
運営株式会社アレス+合同労働組合ユニオンジャパン
料金27,000円(税込)+組合加入費2,000円=実質29,000円
返金保証あり(退職できなかった場合)
対応エリア全国
相談方法LINE・メール・電話
対応時間24時間対応
交渉可能事項有給消化交渉・退職日調整・退職条件交渉
特典転職支援サービス・引越しサポートあり

Jobs(ジョブズ)は、民間企業と労働組合が提携した退職代行サービスです。

Jobsの特徴は、退職代行だけでなく転職支援や引越しサポートまで含めた包括的なサービスを提供している点です。退職後の転職先探しや、寮・社宅からの引越しまでサポートしてくれるのは、他のサービスにはないユニークな強みです。

ただし、料金は基本料金27,000円に加えて、労働組合の加入費2,000円が別途必要で、実質29,000円になります。この点はSARABAやガーディアンと比べるとやや高めです。

Jobsの強み:

  • 退職代行+転職支援+引越しサポートのパッケージ
  • 労働組合と提携しているため団体交渉権に基づく交渉が可能
  • 退職後のキャリアまでサポートしてくれる安心感
  • 返金保証あり
  • 寮や社宅に住んでいる方への引越しサポートが充実
  • 顧問弁護士による業務指導で適正な運営

Jobsの注意点:

  • 実質29,000円で、SARABAやガーディアンより5,000円ほど高い
  • 労働組合加入費2,000円が別途必要
  • 民間企業と労働組合の提携型なので、純粋な労働組合型とはやや異なる

こんな人におすすめ:
「退職した後の転職先も不安」「寮に住んでいるから退職後の住居が心配」という方にはJobsが向いています。退職後のことまで含めてトータルでサポートしてほしい方に最適です。


第4位:男の退職代行(26,800円)

項目内容
運営toNEXTユニオン(労働組合)
料金26,800円(税込)※正社員の場合
返金保証あり(退職できなかった場合は全額返金)
対応エリア全国
相談方法LINE・メール
対応時間24時間対応(LINE)
交渉可能事項有給消化交渉・退職日調整・退職条件交渉
特徴男性に特化した退職代行サービス

男の退職代行は、その名の通り男性に特化した退職代行サービスです。

「男なんだから辞めるな」「男がそんなことで弱音を吐くな」――こうした男性ならではのプレッシャーに理解があるスタッフが対応してくれるのが特徴です。

運営はtoNEXTユニオンという労働組合で、団体交渉権に基づいた交渉が可能。料金は26,800円で、SARABAやガーディアンより若干高めですが、男性特有の悩みに寄り添った対応を受けられるのがメリットです。

男の退職代行の強み:

  • 男性の退職事情に特化したカウンセリング・対応
  • 労働組合型なので団体交渉権に基づく交渉が可能
  • 全額返金保証付き
  • JRAA(日本退職代行協会)の特級認定を取得
  • 転職サポートも提供
  • アルバイト・パートなら19,800円で利用可能

男の退職代行の注意点:

  • 男性向けサービスのため女性は利用できない(姉妹サービス「わたしNEXT」へ)
  • SARABAやガーディアンと比べるとやや高い
  • 男性特化のメリットを感じない方には特段の差別化要素がない

こんな人におすすめ:
男性で「なかなか退職を言い出せない」「男性としてのプレッシャーを感じている」という方は、同じ悩みを理解してくれる男の退職代行がフィットするでしょう。


第5位:わたしNEXT(29,800円)

項目内容
運営toNEXTユニオン(労働組合)
料金29,800円(税込)※正社員の場合
返金保証あり(退職できなかった場合は全額返金)
対応エリア全国
相談方法LINE・メール
対応時間24時間対応(LINE)
交渉可能事項有給消化交渉・退職日調整・退職条件交渉
特徴女性に特化した退職代行サービス

わたしNEXTは、女性に特化した退職代行サービスです。「男の退職代行」の姉妹サービスとして、同じtoNEXTユニオンが運営しています。

女性が退職を決意する背景には、セクハラ、マタハラ、女性蔑視的な職場文化など、女性特有の事情があるケースも少なくありません。わたしNEXTは、こうした女性の悩みに理解のあるスタッフが丁寧に対応してくれます。

わたしNEXTの強み:

  • 女性の退職事情に特化した丁寧な対応
  • 労働組合型なので団体交渉権に基づく交渉が可能
  • 全額返金保証付き
  • JRAA(日本退職代行協会)の特級認定を取得
  • 女性スタッフによるきめ細かいサポート
  • 転職サポートも提供
  • アルバイト・パートなら19,800円で利用可能

わたしNEXTの注意点:

  • 正社員の場合29,800円で、労働組合型の中では最も高い
  • 女性向けサービスのため男性は利用できない(「男の退職代行」へ)
  • SARABAやガーディアンと比べると5,000〜6,000円高い

こんな人におすすめ:
女性で「職場のセクハラやマタハラに悩んでいる」「女性の事情を理解してくれるスタッフに相談したい」という方にはわたしNEXTが適しています。


労働組合型の退職代行おすすめ5社を徹底比較

5社の主要スペックを一覧で比較します。

サービス名料金(税込)返金保証LINE対応労働委員会認証転職サポート
SARABA24,000円
ガーディアン24,800円
Jobs+労組29,000円(実質)
男の退職代行26,800円
わたしNEXT29,800円

迷ったときの選び方

  • コスパ最優先 → SARABA(24,000円・返金保証付き)
  • 信頼性・公的認証を重視 → ガーディアン(24,800円・労働委員会認証)
  • 退職後の転職・引越しまでサポートしてほしい → Jobs(29,000円実質)
  • 男性で、男性の事情を理解してほしい → 男の退職代行(26,800円)
  • 女性で、女性の事情を理解してほしい → わたしNEXT(29,800円)

正直、SARABAとガーディアンの2強です。どちらを選んでも失敗することはまずありません。800円の差は大きな問題ではないので、「返金保証がほしいならSARABA」「公的認証の安心感がほしいならガーディアン」で選ぶといいでしょう。


労働組合型の退職代行を選ぶべき5つの理由

改めて、なぜ労働組合型をおすすめするのか、5つの理由をまとめます。

理由1:団体交渉権で「有給消化」を確実に勝ち取れる

退職時に有給休暇を消化したいのに、「引き継ぎがあるから有給は使わせない」と言われるケースは非常に多いです。

一般業者だと、会社に「有給を消化させてほしい」と伝えることはできても、それ以上の交渉はできません。会社に拒否されたら、それまでです。

しかし労働組合なら、団体交渉権に基づいて「有給消化させてください」と交渉できます。そして会社はこの交渉を拒否できません(労働組合法第7条2号)。

有給が20日残っている場合、有給消化できるかどうかで約40万円(日給2万円×20日)の差が出ます。24,000円のサービス料を払っても、有給を消化できれば大幅にプラスです。

理由2:弁護士より圧倒的に安い

弁護士型の退職代行は、最安でも33,000円、相場は55,000円前後です。一方、労働組合型なら24,000円〜29,800円で交渉権のあるサービスを利用できます。

タイプ料金相場交渉
一般業者10,000〜20,000円×
労働組合24,000〜29,800円◯(団体交渉権)
弁護士33,000〜55,000円◯(法律に基づく)

未払い残業代の請求や慰謝料請求が不要なら、弁護士に5万円以上払う必要はありません。労働組合型で十分です。

理由3:弁護士法違反のリスクがゼロ

モームリ事件で明らかになったように、交渉権のない一般業者が会社と交渉すると弁護士法違反になります。

労働組合の団体交渉権は憲法第28条で保障されており、弁護士法とは別の法的根拠に基づいています。そのため、労働組合型の退職代行が会社と交渉しても、弁護士法違反には該当しません

理由4:会社は団体交渉を拒否できない

労働組合法第7条2号は、正当な理由なく団体交渉を拒否することを不当労働行為として禁止しています。

つまり、労働組合型の退職代行が「有給消化について交渉したい」と申し入れた場合、会社はこれを無視したり拒否したりすることが法律上できません。この強制力が、一般業者にはない労働組合型の大きなアドバンテージです。

理由5:ほとんどのケースで労働組合型が最適解

退職代行を使う人の大多数は、「会社を辞めたい」「有給も消化したい」というシンプルなケースです。未払い残業代の請求や慰謝料請求が必要なケースは少数派です。

つまり、大多数の人にとっては、労働組合型が「コスパ」と「交渉力」を両立した最適解なのです。


労働組合型の退職代行を使う流れ【5ステップ】

実際に労働組合型の退職代行を利用する際の流れを説明します。

ステップ1:無料相談(LINE・メール・電話)

まずはLINEやメールで無料相談をします。自分の状況を伝え、サービス内容や料金、今後の流れの説明を受けます。

この段階では費用は一切かかりません。些細なことでも遠慮なく質問しましょう。僕も初めてEXITを使ったときは「本当に辞められるの?」「会社から連絡来ない?」など、不安を全部ぶつけました。

ステップ2:申し込み・入金

サービス内容に納得したら、正式に申し込んで入金します。銀行振込やクレジットカードが利用できるサービスがほとんどです。

労働組合型の場合、労働組合への加入手続きが必要になることがあります(Jobsの場合は加入費2,000円)。SARABAやガーディアンは料金に含まれているのでシンプルです。

ステップ3:打ち合わせ

入金確認後、退職に関する詳細な打ち合わせを行います。

確認される内容の例:

  • 退職希望日
  • 有給休暇の残日数
  • 会社に伝えてほしいこと(退職理由など)
  • 会社に伝えてほしくないこと
  • 返却物(保険証、社員証、制服など)の扱い
  • 会社に置いてある私物の返却希望

ステップ4:退職代行の実施

打ち合わせ内容をもとに、労働組合が会社に連絡します。この日から出社する必要はありません。

会社からの連絡も、すべて労働組合が窓口になります。自分の携帯に会社から電話がかかってきても、出る必要はありません。

有給消化の交渉や退職日の調整も、この段階で労働組合が行います。

ステップ5:退職完了

会社が退職を受理したら、退職完了です。離職票や源泉徴収票などの書類は、後日郵送で届きます。

退職届のフォーマットはサービス側が用意してくれることがほとんどなので、自分で準備する必要はありません。


労働組合型の退職代行を利用する際の注意点

労働組合型には多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。

注意点1:未払い残業代の「請求」はできない

労働組合型の退職代行は、有給消化や退職条件の交渉はできますが、未払い残業代の法的な請求はできません。残業代の請求は法律事務に該当するため、弁護士の業務範囲です。

未払い残業代を取り返したい場合は、弁護士型の退職代行(弁護士法人みやび等)を利用するか、退職後に別途弁護士に相談する必要があります。

注意点2:訴訟対応はできない

会社から損害賠償を請求された場合や、裁判になった場合の対応は弁護士にしかできません。

ただし、実際に退職した社員に対して会社が損害賠償を請求するケースは極めてまれです。「辞めたら損害賠償を請求するぞ」と脅す会社はありますが、実際に訴訟に至ることはほぼありません。

注意点3:すべての労働組合型が信頼できるわけではない

「労働組合型」を名乗っていても、実態が怪しいサービスも存在します。選ぶ際は以下のポイントをチェックしましょう。

  • 労働組合としての登記があるか
  • 運営実績は十分か(累計利用者数、メディア掲載実績など)
  • 料金が明確に提示されているか
  • 口コミ・評判はどうか

この記事で紹介している5社は、いずれも実績と信頼性が確認されたサービスです。

注意点4:慰謝料請求はできない

パワハラやセクハラに対する慰謝料の請求は、法律事務に該当するため弁護士にしかできません。ハラスメントの慰謝料を請求したい場合は、弁護士型の退職代行を利用してください。


労働組合型 vs 弁護士型 vs 一般業者型、結局どれがいい?

3つのタイプそれぞれに向いている人をまとめます。

一般業者型が向いている人

  • とにかく安く退職したい(EXIT 20,000円など)
  • 有給消化の交渉は不要(有給がほとんど残っていないなど)
  • 会社との間で特にトラブルはない
  • シンプルに退職の意思を伝えてほしいだけ

ただし、モームリ事件以降、一般業者が交渉を行うリスクが明確になりました。一般業者を選ぶなら、交渉には一切踏み込まないことが明確なサービス(EXITなど)を選びましょう。

労働組合型が向いている人(この記事のメイン対象)

  • 有給消化を確実に勝ち取りたい
  • 退職日や退職条件の交渉をしてほしい
  • 弁護士ほどの費用はかけたくないが、交渉権はほしい
  • 未払い残業代の請求や慰謝料請求は不要
  • 訴訟リスクは低いと思われる

退職代行を使う方の7〜8割は、労働組合型が最適解だと僕は考えています。

弁護士型が向いている人

  • 未払い残業代を取り返したい
  • パワハラ・セクハラの慰謝料を請求したい
  • 会社から損害賠償を脅されている
  • 会社が極めて強硬で法的手段が必要になりそう
  • 公務員で退職したい

弁護士型と労働組合型の詳しい比較はこちらの記事で解説しています。


2026年の労働組合型退職代行の最新動向

モームリ逮捕の影響で労働組合型に注目集まる

2026年2月のモームリ社長逮捕は、退職代行業界の地図を大きく塗り替えました。

一般業者の中でもモームリは最大手の一つでしたが、その社長が弁護士法違反で逮捕されたことで、利用者の多くが他のサービスへ流れています。その受け皿として最も注目を集めているのが、労働組合型のSARABAとガーディアンです。

「交渉権があるかどうか」が選択基準に

以前は「料金の安さ」が退職代行選びの最大の基準でした。しかし今は、「そのサービスに交渉する権限があるのか」 が最も重要な判断基準になっています。

一般業者は退職の意思を伝えることしかできず、交渉には法的リスクが伴います。労働組合型なら団体交渉権に基づいて合法的に交渉でき、弁護士型ならすべての法律問題に対応可能。

この「交渉権の有無」という軸で退職代行を選ぶ流れが、2026年のトレンドです。

今後の業界予測

今後は、交渉権のない一般業者のうち、コンプライアンスが不十分なサービスは淘汰されていくと予想されます。一方で、EXITのように「意思伝達に徹する」ことを明確にしている一般業者は、低価格帯で一定のニーズを維持するでしょう。

労働組合型は「コスパと交渉力のバランス」という強みで、引き続き市場の中核を担うと考えられます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 労働組合型の退職代行で本当に有給消化できますか?

A. はい、ほぼ確実に有給消化できます。 有給休暇の取得は労働基準法で保障された労働者の権利です。会社が「有給は使わせない」と言っても、法律上は認められません。労働組合が団体交渉権に基づいて有給消化を交渉した場合、会社はこれを拒否できません(労働組合法第7条2号)。SARABAやガーディアンの利用者の多くが、有給を全日消化して退職しています。

Q2. 労働組合に加入する必要がありますか?

A. はい、形式的に加入する必要があります。 労働組合型の退職代行を利用するには、その労働組合に加入する手続きが必要です。ただし、これは退職代行を利用するための形式的な手続きであり、退職完了後に脱退するのが一般的です。SARABAやガーディアンは料金に加入費が含まれています。Jobsの場合は別途2,000円の加入費がかかります。

Q3. 労働組合型でもモームリのように逮捕されるリスクはありますか?

A. ありません。 モームリの逮捕理由は「弁護士法違反(非弁行為)」、つまり弁護士資格なく法律事務を行ったことです。労働組合は憲法第28条で保障された団体交渉権に基づいて交渉を行うため、弁護士法とは別の法的根拠を持っています。労働組合による団体交渉は弁護士法違反には該当しません。

Q4. 退職代行を使ったら、会社から損害賠償を請求されませんか?

A. 現実的にはほぼありません。 退職は労働者の権利であり、退職したこと自体を理由に損害賠償が認められた裁判例はほとんどありません。「辞めたら訴えるぞ」と脅す会社もありますが、実際に訴訟に至るケースは極めてまれです。万が一訴訟になった場合は弁護士への相談が必要ですが、そのリスクは非常に低いと考えて大丈夫です。

Q5. SARABAとガーディアン、どっちを選べばいいですか?

A. 正直、どちらを選んでも失敗しません。 両方とも実績豊富で信頼性の高いサービスです。あえて違いを挙げるなら、「全額返金保証がほしい」ならSARABA、「労働委員会認証の安心感がほしい」ならガーディアン。料金差は800円なので、好みで選んでOKです。僕個人としては、返金保証があるSARABAを若干推しています。

Q6. パート・アルバイトでも労働組合型の退職代行は使えますか?

A. はい、使えます。 労働組合型の退職代行は、正社員だけでなくパート・アルバイト・契約社員・派遣社員など、すべての雇用形態に対応しています。サービスによってはパート・アルバイト向けの割安プランを用意しているところもあります(男の退職代行・わたしNEXTはアルバイト19,800円)。

Q7. 退職代行を使った後、会社から自分に直接連絡が来ることはありますか?

A. 来る可能性はありますが、対応する必要はありません。 退職代行を利用すると、窓口は労働組合になります。会社には「今後の連絡はすべて労働組合を通してください」と伝えます。それでも会社が直接電話やメールをしてくることはありますが、無視して構いません。対応に困ったら、退職代行サービスに相談すればアドバイスをもらえます。


まとめ:労働組合型は「コスパ」と「交渉力」を両立した最強の選択肢

労働組合型の退職代行は、2万円台の手頃な料金で、団体交渉権に基づく合法的な交渉が可能という、非常にバランスの取れたサービスです。

特に、2026年2月のモームリ社長逮捕以降、「交渉権のないサービスは危険」という認識が広がる中で、労働組合型の重要性はかつてないほど高まっています。

労働組合型が向いている人

  • 有給消化の交渉をしてほしい
  • 退職日や退職条件の交渉をしてほしい
  • 弁護士ほどの費用はかけたくないが、交渉権は必要
  • 合法的に安心して退職したい

おすすめサービスのまとめ

順位サービス名料金おすすめポイント
1位SARABA24,000円コスパ最強・返金保証付き
2位ガーディアン24,800円労働委員会認証の安心感
3位Jobs+労組29,000円(実質)転職・引越しサポート付き
4位男の退職代行26,800円男性特化の丁寧な対応
5位わたしNEXT29,800円女性特化のきめ細かい対応

総合おすすめランキング(全タイプ)

順位サービス名料金タイプ
1位EXIT20,000円一般業者
2位SARABA24,000円労働組合
3位ガーディアン24,800円労働組合
4位ニコイチ27,000円一般業者
5位みやび55,000円弁護士

総合ランキングの詳細は退職代行おすすめランキングをご覧ください。

迷ったらSARABAの無料相談から始めましょう。 LINEで24時間相談できて、返金保証もあるので、リスクはゼロです。


この記事が、あなたの退職の第一歩を後押しできれば幸いです。

関連記事:

退職代行おすすめランキング

退職代行SARABAの口コミ・評判を徹底レビュー

退職代行ガーディアンの口コミ・評判を徹底レビュー

弁護士vs労働組合、どっちを選ぶべき?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

退職代行を2回利用した経験を持つ29歳のWebライター。

1回目:新卒で入った飲食チェーンをEXITで退職(パワハラが原因)
2回目:IT企業をモームリで退職(長時間労働が原因、有給20日全消化に成功)

現在はホワイト企業の人事部で働きながら、退職に悩む人に向けた情報を発信中。

「退職は逃げじゃない。自分の人生を取り戻す行動だ」がモットー。

目次