「退職届を出したいけど、もう会社に行きたくない」
「上司が怖くて直接渡せない」
「退職代行を使ったあとの退職届はどうすればいい?」
こうした悩みを抱えている方は少なくありません。結論から言うと、退職届は郵送で提出しても法的にまったく問題ありません。
この記事では、退職届を郵送で出す方法を「普通郵便」「簡易書留」「内容証明郵便」の3パターンに分けて徹底解説します。添え状のテンプレートや封筒の書き方、郵送のベストなタイミングまで、すべて網羅しました。
実は僕自身、1社目の大手飲食チェーンを退職代行EXITで辞めたとき、退職届を郵送で提出した経験があります。その実体験も交えながら、できるだけ具体的にお伝えしていきます。
退職届の郵送は合法?法律上の根拠を解説
退職届の提出方法に法的な決まりはない
まず安心してほしいのは、退職届の提出方法について法律上の規定は存在しないということです。
民法第627条では「雇用の期間の定めのないときは、解約の申入れ後2週間で終了する」と定められていますが、「退職届を手渡しで提出しなければならない」とはどこにも書かれていません。
つまり、退職届は以下のどの方法で出しても法的に有効です。
- 手渡し:もっとも一般的な方法
- 郵送(普通郵便・簡易書留):会社に行けない場合に有効
- 内容証明郵便:証拠を残したい場合に最適
- メール・FAX:会社が認めていれば有効(ただし証拠力は弱い)
郵送でも退職届の法的効力は変わらない
郵送で提出した退職届は、会社に届いた時点で法的効力が発生します。これは民法第97条の「意思表示は、その通知が相手方に到達した時からその効力を生ずる」という規定に基づいています。
ただし、普通郵便の場合は「届いた」「届いていない」のトラブルが起きる可能性があるため、後述する簡易書留や内容証明郵便の利用をおすすめします。
就業規則で「手渡し」と決まっていても郵送は可能
「うちの会社の就業規則では手渡しが義務付けられているのですが…」という質問をよくいただきます。
結論として、就業規則で手渡しが定められていても、郵送で退職届を出すことは可能です。退職の意思表示は労働者の権利であり、就業規則によって制限することはできません。就業規則はあくまで社内ルールであり、法律を上回ることはありません。
もし会社が「郵送の退職届は受け取らない」と主張しても、内容証明郵便で送付すれば「届いた」事実は証明できるため、退職の意思表示は成立します。
退職届が受理されない場合の詳しい対処法は「退職届を受け取ってもらえないときの対処法」の記事で解説しています。
退職届を郵送で出すべき5つのケース
退職届は基本的に手渡しが一般的ですが、以下のようなケースでは郵送で提出することが合理的です。
ケース1:退職代行を利用した場合
退職代行サービスを利用した場合、本人が会社に出向くことはありません。退職代行業者が会社に退職の意思を伝え、その後の手続きを進めてくれます。
その際、退職届は郵送で提出するのが一般的な流れです。
僕が1社目の大手飲食チェーンを退職代行EXITで辞めたときも、退職届は簡易書留で郵送しました。EXITのスタッフから「退職届のフォーマットをお送りしますので、記入して会社宛に郵送してください」と案内があり、スムーズに進みました。
退職代行を使った退職の流れは「退職代行の流れ完全ガイド」で詳しく解説しています。
ケース2:会社に行きたくない・行けない
精神的に追い詰められていて出社できない、パワハラがひどくてオフィスに近づきたくない。そんな状態で「退職届を手渡しに来い」と言われても無理な話です。
体調不良や精神的な問題で出社が難しい場合は、郵送で退職届を出すことは正当な選択肢です。無理に出社して症状を悪化させる必要はまったくありません。
ケース3:上司に直接渡せない
「上司が怖くて退職届を直接渡せない」
「渡そうとすると怒鳴られる」
「退職の話をすると話をそらされる」
このように上司に退職届を直接渡すことが困難な場合も、郵送は有効な手段です。特に、過去に退職を申し出て引き止めに遭った経験がある方は、郵送で退職届を送ることで、対面でのやりとりを回避できます。
ケース4:遠方で退職する場合
転勤や出張先から退職する場合、あるいは病気療養中で遠方にいる場合は、物理的に会社に行くことが困難です。このような場合も郵送での退職届提出が現実的な選択です。
ケース5:退職届を受け取ってもらえない場合
何度も退職届を渡そうとしているのに受け取りを拒否される。これは実際によくあるケースです。
このような場合は、内容証明郵便で退職届を送付することで、「退職の意思を伝えた」という法的な証拠を残すことができます。受け取りを拒否されても、内容証明郵便は配達証明をつけることで「届けた」事実を証明できます。
退職届の郵送方法3種類を比較
退職届を郵送する方法は主に3種類あります。それぞれの特徴、メリット・デメリットを見ていきましょう。
方法1:普通郵便
費用:84円〜(定形郵便の場合)
メリット
- もっとも費用が安い
- 手軽に出せる
デメリット
- 届いたかどうか確認できない
- 届いた日時の証明ができない
- 紛失のリスクがある
おすすめ度:★★☆☆☆
普通郵便は最も手軽ですが、退職届のような重要書類を送る方法としてはおすすめできません。「届いていない」と会社に主張された場合、こちらで証明する手段がないからです。
円満退職が確実で、形式的に退職届を送るだけの場合に限り、普通郵便でも問題ないでしょう。
方法2:簡易書留
費用:84円+350円=434円〜
メリット
- 配達記録が残る(追跡番号あり)
- 届いた事実を証明できる
- 費用が比較的安い
デメリット
- 退職届の「内容」までは証明できない
- 受取拒否される可能性がある(稀)
おすすめ度:★★★★☆
多くのケースでもっともバランスが良い選択肢です。追跡番号で届いたかどうかを確認でき、費用も434円程度と手頃です。
僕が退職代行EXITを利用して退職届を送ったときも簡易書留を使いました。追跡番号をEXITのスタッフに共有し、届いたことを確認してもらった記憶があります。
退職代行を利用している場合や、円満とまではいかないが大きなトラブルにはならないケースでは、簡易書留が最適です。
方法3:内容証明郵便
費用:84円+480円(内容証明加算)+350円(書留加算)+350円(配達証明)=1,264円〜(電子内容証明の場合は異なる)
メリット
- 「いつ」「誰が」「どんな内容を」送ったか証明できる
- 配達証明をつければ届いた日時も証明できる
- 法的証拠として非常に強い
デメリット
- 費用がやや高い
- 作成ルールが厳格(字数・行数制限あり)
- 郵便局窓口でしか出せない(電子内容証明を除く)
おすすめ度:★★★★★(トラブルが予想される場合)
退職届を受け取ってもらえない場合や、会社とトラブルになりそうな場合は、内容証明郵便が最強の手段です。
内容証明郵便で送れば、仮に会社が「退職届を受け取っていない」「そんな内容は書いてなかった」と主張しても、郵便局にまったく同じ内容の控えが保管されているため、言い逃れができません。
3つの郵送方法まとめ比較表
| 項目 | 普通郵便 | 簡易書留 | 内容証明郵便 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 84円〜 | 434円〜 | 1,264円〜 |
| 追跡 | なし | あり | あり |
| 届いた証明 | なし | あり | あり(配達証明付き) |
| 内容の証明 | なし | なし | あり |
| 手軽さ | ◎ | ○ | △ |
| おすすめ場面 | 円満退職の形式手続き | 退職代行利用時、一般的なケース | トラブルあり、受取拒否 |
退職届の書き方【郵送用】
退職届の基本的な書き方
郵送で出す場合も、退職届の書き方自体は手渡しの場合と変わりません。基本的なフォーマットは以下のとおりです。
“`
退職届
令和○年○月○日
株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○ 殿
○○部○○課
氏名 ○○ ○○ 印
このたび、一身上の都合により、令和○年○月○日をもちまして
退職いたしたく、ここにお届けいたします。
以上
“`
ポイント
- 宛名:代表取締役社長宛てが一般的(直属の上司宛ではない)
- 日付:退職届を作成した日(=郵送する日)を記載
- 退職日:会社と合意した退職日。退職代行利用時は代行業者に確認
- 退職理由:「一身上の都合により」で統一してOK
- 印鑑:認印で可。シャチハタは避ける
退職届の書き方をより詳しく知りたい方は「退職届の書き方完全ガイド」をご覧ください。
郵送の場合の日付に注意
郵送で退職届を出す場合、日付の取り扱いに注意が必要です。
- 退職届の作成日:実際に退職届を書いた日
- 退職届が届く日:会社に届いた日(=退職届の効力発生日)
- 退職日:実際に退職する日
退職届の効力は「会社に届いた日」から発生します。民法第627条の「2週間ルール」は、退職届が会社に届いてからカウントされるため、郵送にかかる日数を考慮して早めに送ることが大切です。
たとえば、3月31日付で退職したい場合、2週間前の3月17日までに会社に届く必要があります。郵送に2〜3日かかるとすると、3月14日頃には投函しなければなりません。
内容証明郵便で退職届を出す方法【完全ガイド】
トラブルが予想される場合に最も有効な「内容証明郵便」での退職届提出方法を詳しく解説します。
内容証明郵便とは
内容証明郵便とは、「いつ」「誰が」「誰に」「どんな内容の文書を」送ったかを日本郵便が証明してくれる郵便サービスです。
文書の内容が郵便局に保存されるため、あとから「そんな文書は届いていない」「内容が違う」といった反論を封じることができます。
内容証明郵便の書き方ルール
内容証明郵便には厳格な書き方ルールがあります。
用紙のルール
- 用紙のサイズ・種類に指定はない(A4用紙でOK)
- 縦書き・横書きどちらでも可
字数・行数のルール(横書きの場合)
- 1行あたり26字以内、1枚あたり20行以内
- または、1行あたり20字以内、1枚あたり26行以内
- または、1行あたり13字以内、1枚あたり40行以内
使用できる文字
- ひらがな、カタカナ、漢字、数字
- 英字(固有名詞のみ)
- 句読点、括弧などの一般的な記号
同文を3通作成
- 1通は相手方に送付
- 1通は郵便局が保管(5年間)
- 1通は差出人が保管
内容証明郵便での退職届テンプレート
以下は、内容証明郵便で退職届を送る際のテンプレートです。字数・行数のルールに注意して作成してください。
“`
退職届
令和○年○月○日
〒○○○-○○○○
東京都○○区○○町○-○-○
株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○ 殿
〒○○○-○○○○
東京都○○区○○町○-○-○
○○ ○○
私は、一身上の都合により、令和○年○月○日を
もちまして、貴社を退職いたします。
つきましては、本書面をもって退職届を提出
いたしますので、ご査収のほどよろしくお願い
申し上げます。
以上
“`
内容証明郵便ならではのポイント
- 差出人・受取人の住所を正確に記載する
- 1行あたりの文字数を超えないよう注意する
- 「退職届」であることを明確にする(「退職願」ではなく「退職届」)
- 退職日を明確に記載する
内容証明郵便の出し方手順
ステップ1:退職届を3通作成する
まったく同じ内容の退職届を3通用意します。手書きでもパソコン作成でも構いませんが、パソコンで作成してプリントアウトするのが確実です。コピーでも可能です。
ステップ2:封筒を用意する
封筒の表面に以下を記載します。
- 宛先:会社の住所、会社名、代表取締役名
- 差出人:自分の住所、氏名
- 「親展」と朱書き
ステップ3:郵便局窓口で差し出す
内容証明郵便は郵便局の窓口でのみ差し出せます(ポスト投函不可)。以下のものを持参してください。
- 退職届3通(封をしないこと)
- 封筒1通
- 印鑑(訂正が必要になった場合に備えて)
- 費用(2,000円程度あれば安心)
窓口で「内容証明郵便で、配達証明付きでお願いします」と伝えましょう。
ステップ4:配達証明のハガキを受け取る
配達証明をつけておくと、相手方に届いた日時が記載されたハガキが後日届きます。このハガキは大切に保管してください。
電子内容証明(e内容証明)を使う方法
郵便局に行く時間がない方や、対面を避けたい方は、日本郵便の「e内容証明」サービスを利用する方法もあります。
- インターネットで24時間差し出し可能
- Word形式のテンプレートをダウンロードして作成
- クレジットカードまたは料金後納で支払い
e内容証明であれば、自宅から一歩も出ずに内容証明郵便を送ることができます。
退職届を郵送する際の封筒の書き方
退職届を入れる内封筒
退職届は通常、白の二重封筒(長形4号または長形3号)に入れます。
表面
- 中央に「退職届」と縦書き
裏面
- 左下に所属部署名と氏名を縦書き
郵送用の外封筒
退職届を入れた内封筒を、さらに郵送用の外封筒に入れます。外封筒はやや大きめのサイズ(長形3号など)を使います。
表面
- 宛先の住所:会社の住所を正確に記載
- 宛名:「株式会社○○ 人事部御中」または「株式会社○○ 代表取締役○○ ○○ 様」
- 左下に「親展」と朱書き
裏面
- 差出人の住所と氏名
「親展」を書く理由
「親展」は「宛名本人以外は開封しないでください」という意味です。退職届という重要な書類が、関係のない人に開封されるのを防ぐために必ず記載しましょう。
退職届に添える添え状(送付状)のテンプレート
退職届を郵送する際は、添え状(送付状)を同封するのがビジネスマナーです。添え状がなくても退職届の効力に影響はありませんが、あった方が丁寧な印象を与えます。
添え状テンプレート
“`
令和○年○月○日
株式会社○○○○
人事部 ○○ ○○ 様
○○部○○課
○○ ○○
退職届送付のご連絡
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、一身上の都合により退職させていただくことと
なりました。
つきましては、退職届を同封いたしましたので、ご査収の
ほどよろしくお願い申し上げます。
在職中は大変お世話になりました。末筆ながら、貴社の
ますますのご発展をお祈り申し上げます。
敬具
記
同封書類:退職届 1通
以上
“`
添え状作成のポイント
- 感情的な内容は書かない:不満や愚痴は絶対に書かない
- 退職理由の詳細は不要:添え状では「一身上の都合」で十分
- 簡潔にまとめる:長々と書く必要はない
- お礼の一文を入れる:「在職中はお世話になりました」程度でOK
- 同封書類を明記する:何を同封しているか箇条書きで記載
退職代行利用時の添え状について
退職代行を利用している場合、添え状を入れるべきか迷う方もいるでしょう。
僕の経験では、退職代行EXITを利用した際、スタッフから「添え状は入れても入れなくてもどちらでも大丈夫です」と言われました。ただ、入れておいた方が無難です。退職代行を使ったとしても、書類関係は丁寧に処理しておくことで、後々のトラブル防止につながります。
退職届を郵送するタイミング
退職代行利用時のタイミング
退職代行を利用している場合、退職届の郵送タイミングは以下のとおりです。
- 退職代行業者が会社に連絡(退職の意思を伝える)
- 会社が退職を了承
- 退職届を郵送(業者からの指示に従う)
通常、退職代行業者が会社に連絡した翌日〜3日以内に退職届を郵送するよう指示されます。あまり遅くなると手続きが滞るため、指示があったらすぐに郵送しましょう。
自分で郵送する場合のタイミング
退職代行を使わずに自分で郵送する場合は、以下の手順がおすすめです。
- 電話またはメールで退職の意思を伝える
- 同日または翌日に退職届を郵送する
- 郵送した旨を会社に連絡する
先に口頭やメールで退職意思を伝えてから退職届を郵送する方が、スムーズに進むケースが多いです。何の前触れもなくいきなり退職届が届くと、会社側も驚いてトラブルになる可能性があります。
ただし、退職届を受け取ってもらえない場合は、予告なしに内容証明郵便で送ることも正当な手段です。
退職届が届く日から逆算して送る
退職届は会社に届いた日から効力が発生します。希望する退職日から逆算して、以下のスケジュールで郵送しましょう。
| 退職日 | 退職届が届くべき日 | 郵送すべき日 |
|---|---|---|
| 3月31日 | 3月17日まで | 3月14日頃 |
| 4月30日 | 4月16日まで | 4月13日頃 |
| 5月31日 | 5月17日まで | 5月14日頃 |
※民法第627条の2週間ルールに基づく。就業規則で「1ヶ月前」と定められている場合はそちらに合わせるのが望ましい。
退職届を郵送する際の注意点7つ
注意点1:退職届と退職願を間違えない
「退職届」と「退職願」は似ていますが、法的な意味が異なります。
- 退職届:退職の意思を一方的に通告するもの(撤回不可)
- 退職願:退職を願い出るもの(会社が承諾するまで撤回可能)
郵送で出す場合は、確実に退職するために「退職届」を選ぶのがおすすめです。退職願を郵送しても、会社が「承諾しない」と言えば退職できない可能性があるからです。
注意点2:宛先を間違えない
退職届の宛名は代表取締役社長が基本ですが、郵送先の住所は人事部や総務部宛てにするのが一般的です。
間違っても、自分の部署宛てや直属の上司個人宛てに送らないようにしましょう。上司が退職届を握りつぶす可能性があります。
注意点3:コピーを手元に残す
郵送する前に、必ず退職届のコピーを取っておくことが大切です。特に内容証明郵便以外の方法で送る場合、自分の手元に控えがないと、あとから内容を確認できなくなります。
注意点4:追跡番号を控える
簡易書留や内容証明郵便で送った場合は、追跡番号を必ず控えておくようにしましょう。日本郵便のWebサイトで配達状況を確認できます。
退職代行を利用している場合は、追跡番号を代行業者にも共有しておくと安心です。
注意点5:返却物を同封する場合
退職届と一緒に、以下のような返却物を同封するケースもあります。
- 社員証・IDカード
- 健康保険証
- 会社の鍵
- 制服(別途宅配便で送る方が安全)
- その他、会社から貸与されたもの
健康保険証は退職日まで使う可能性があるため、退職日以降に郵送するのが一般的です。退職代行を利用している場合は、代行業者の指示に従いましょう。
注意点6:退職届の書き損じに注意
郵送の場合、提出後に書き直すことができません。手渡しであれば「ちょっと書き直してきます」と言えますが、郵送ではそうはいきません。
発送前に以下をダブルチェックしてください。
- 日付は正しいか
- 会社名は正式名称か(株式会社→(株)はNG)
- 宛名の氏名は正しいか
- 自分の所属部署・氏名は正しいか
- 退職日は正しいか
- 誤字脱字はないか
注意点7:退職届だけでなく各種手続きも忘れずに
退職届を郵送して終わりではありません。退職後に必要な書類(離職票、源泉徴収票、退職証明書など)の受け取り方法も確認しておきましょう。
通常、これらの書類は退職後に会社から郵送されますが、届かない場合は自分から連絡する必要があります。退職代行を利用している場合は、代行業者を通じて確認してもらうことも可能です。
退職届の郵送が不安なら退職代行がおすすめ
「退職届の書き方が不安」「郵送しても受け取ってもらえるか心配」「そもそも退職の手続き全般をお任せしたい」
そんな方には、退職代行サービスの利用をおすすめします。退職代行を使えば、退職届の書き方から郵送方法まで、すべてサポートしてもらえます。
おすすめ退職代行サービス5選
| ランキング | サービス名 | 料金(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | EXIT | 20,000円 | 業界最安水準。対応スピードが速く、退職届のテンプレートも提供 |
| 2位 | SARABA | 24,000円 | 労働組合運営。会社との交渉も可能 |
| 3位 | ガーディアン | 24,800円 | 労働組合運営。合法的に交渉対応 |
| 4位 | ニコイチ | 27,000円 | 実績豊富。退職届のサポートが手厚い |
| 5位 | 弁護士法人みやび | 55,000円 | 弁護士対応。法的トラブルに強い |
僕のイチオシはEXITです。料金が20,000円と業界最安水準で、退職届のテンプレートも送ってもらえるので、書き方に迷うことがありません。実際に僕も利用しましたが、退職届の郵送についても丁寧にサポートしてもらえました。
注意:退職代行モームリは2026年2月3日に社長が弁護士法違反で逮捕されたため、利用は非推奨です。代替としてSARABAやガーディアンをおすすめします。
退職届の郵送に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 退職届を郵送した場合、いつから退職届の効力が発生しますか?
A. 退職届が会社に届いた日から効力が発生します。投函した日ではありません。民法第97条の規定により、意思表示は相手方に到達した時点で効力を生じます。簡易書留であれば追跡番号で届いた日を確認できますし、内容証明郵便+配達証明であれば届いた日時の公的な証明が残ります。
Q2. 退職届を郵送したのに「届いていない」と言われたらどうすればいいですか?
A. 簡易書留で送っていれば、追跡番号で配達状況を確認できます。内容証明郵便+配達証明で送っていれば、配達日時が記載されたハガキが届きますので、それを証拠として提示できます。普通郵便で送ってしまった場合は証明が困難なため、改めて簡易書留か内容証明郵便で送り直すことをおすすめします。
Q3. 退職届を郵送する場合、退職届は手書きでなければダメですか?
A. パソコンで作成しても問題ありません。法律上、退職届の書式に規定はありません。手書きでもパソコン作成でも法的効力は同じです。ただし、署名(氏名)は自筆で書くのが慣例です。また、内容証明郵便の場合はパソコンで作成した方が字数の管理がしやすいのでおすすめです。
Q4. 退職届の郵送先は直属の上司宛てでいいですか?
A. 退職届の宛名は代表取締役社長宛てが一般的ですが、郵送先は人事部や総務部宛てにするのがおすすめです。直属の上司宛てに送ると、上司が退職届を握りつぶしたり、処理を遅らせたりするリスクがあります。特に上司との関係が悪い場合は、人事部宛てに「親展」で送りましょう。
Q5. 退職届を郵送したあと、会社に出社する必要はありますか?
A. 法律上、退職届を郵送した後に出社する義務はありません。ただし、引き継ぎ業務や返却物の処理が残っている場合は、会社から出社を求められることがあります。退職代行を利用している場合は、出社せずにすべての手続きを進めることが可能です。退職届を郵送し、返却物も郵送すれば、一度も出社せずに退職を完了できます。
Q6. 退職届を内容証明郵便で送ると会社の心証が悪くなりませんか?
A. 確かに、内容証明郵便は「法的措置を視野に入れている」という印象を与える可能性があります。円満退職を目指している場合は、簡易書留の方が角が立ちません。しかし、退職届を受け取ってもらえない、退職を認めてもらえないといったトラブルが起きている場合は、心証よりも「確実に退職できること」を優先すべきです。
Q7. 退職届の郵送と一緒に健康保険証も送った方がいいですか?
A. 健康保険証は退職日まで使用する可能性があるため、退職日以降に送るのが一般的です。退職届と同封してしまうと、退職日前に保険証が手元になくなり、病院を受診できなくなる場合があります。退職日が過ぎてから、簡易書留で会社に返送しましょう。
退職届を郵送した僕の体験談
最後に、僕自身の体験をお話しさせてください。
僕は29歳のフリーランスWebライターですが、以前は大手飲食チェーンで働いていました。毎日12時間以上の労働、休日出勤は当たり前。上司からのパワハラもあり、精神的に限界でした。
退職を決意したものの、上司に退職届を渡す勇気がどうしても出なかった。そこで退職代行EXITを利用しました。
EXITのスタッフに相談すると、「退職届はこちらでテンプレートをお送りしますので、記入して簡易書留で会社の人事部宛に送ってください」と案内されました。
テンプレートに沿って退職届を書き、添え状も同封して簡易書留で郵送。追跡番号をEXITのスタッフに共有し、届いたことを確認してもらいました。
その後、2社目の中小ITで働き始め、こちらも退職代行(モームリ)を使って退職したのですが、そのときも退職届は郵送でした。
2回の退職経験を通じて実感したのは、退職届の郵送は思ったよりも簡単で、何の問題もないということ。「直接渡さなきゃ」と思い込んでいる方も多いですが、郵送でまったく問題ありません。
※なお、モームリについては2026年2月に社長が弁護士法違反で逮捕される事件が起きたため、現在は利用をおすすめしていません。退職代行を選ぶなら、EXIT、SARABA、ガーディアンがおすすめです。
まとめ:退職届の郵送は合法。自分に合った方法を選ぼう
退職届の郵送についてまとめます。
- 退職届の郵送は合法。法律上、提出方法に規定はない
- おすすめの郵送方法は「簡易書留」。追跡番号で届いたことを確認できる
- トラブルが予想される場合は「内容証明郵便」が最強
- 退職届の書き方は手渡しの場合と同じ。添え状を同封するとより丁寧
- 郵送のタイミングは、退職日の2週間以上前に届くように逆算して送る
- 不安なら退職代行を利用すれば、退職届の作成から郵送までサポートしてもらえる
退職届を直接渡せないことは、決して恥ずかしいことではありません。大切なのは、確実に退職手続きを進めること。郵送という選択肢を活用して、新しい一歩を踏み出してください。
\ 退職届の郵送もフルサポート /
退職代行EXIT なら、退職届のテンプレート提供から郵送のアドバイスまで、すべてお任せ。業界最安水準の20,000円で、確実に退職できます。
